今週は、アメリカの長期金利と為替に注目。下値は23200円水準か

(指標)NYダウ

 先週の予測では、11月の中間選挙が近づいており、アメリカの赤字削減をアピールするために米中貿易摩擦の激化が懸念されるとするものの、法人税減税の効果が企業業績をサポートするため高値圏でのもみあいが想定されるとしました。

 結果的には、週前半は米国とカナダの北米自由貿易協定の再交渉が合意されたことが好感され、NYダウは10月3日には一時26951ドル(柴田罫線では27000ドル台にのったら注意としています)までありました。しかし、9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数は下ブレしたものの失業率は低下するなど全体で見れば堅調な結果を受けて、10年債利回りが2011年以来の3.2%台のせとなり、株価の割安感が薄れて、週後半の10月4日は▼200ドル、10月5日▼180ドルと2日連続の大きな下げとなって26447ドルで引けました。

 先週末の雇用統計も全体としてみれば堅調な内容であったことで、引き続き長期金利の上昇が継続すれば株式市場は上値の重い展開となり、ドル買いも一服となることが想定されます。基本的には米中貿易摩擦への懸念が背景にあり、長期金利が上昇すれば警戒感から株式市場ももみあいとなり、引線の終値で26383ドル以下で引けると短期の売転換出現となり、調整が長引くことになります。逆に10月2日の26824ドルを終値で上回れば27000ドルを試す動きとなります。
 

 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、5日(金)の9月雇用統計に注目とし、内容が良ければ1ドル=114円水準を突破し、114.5円水準を想定しました。

 結果的には、NYダウの連日の最高値更新を受けてドルが買われ、10月3日(水)には、長期金利は約7年ぶりに3.2%水準まで上昇し、1ドル=114.55円まで買われました。その後、今度は長期金利の上昇が警戒されて、NYダウは2日連続の大幅下落となり、週末は113.56円まで下げ113.68円で引けました。

 今週は、先週の長期金利の上昇からの警戒感から株が下落となって債券も売られましたが、NYダウが落ち着けばFRBは2019年度も利上げ方針を維持する予定ですので、日米金利差からみるとドルの下値は限定的といます。かといって上値も限定的で115円水準は当面の上値抵抗となるところです。今週のレンジ112.5~114.5円。
 

 

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