【IRアナリストレポート】EMシステムズ(4820)

~薬局・クリニック(診療所)・介護施設を繋ぎ、EHR(医療情報連携)を推進~

【ポイント】
・今下期から完全ストック型課金モデルに、ビジネスモデルを転換する。AIを取り込んだ新システムを発売することになろう。ソフト中心で、ハードについてはユーザーが自分で準備すればよい。使いやすさを十分検討しているので、これまでのような多くのサポートはいらなくなる。

・調剤薬局にとっては、例えば、今まで5年間で400万円かかっていた薬局の場合、ハード・ソフトの費用が、ソフトの初期費用がなくなるので、既設のハードを使う場合は240万円で済む。月々4万円の課金が基本となる。当社は初期売上160万円に含まれていた利益を失うことになるが、そのためのサービス提供コストも削減される。価格競争力は大幅に高まるので、業界シェアを32%から5年以内に50%まで高める計画である。

・初期収入がなくなるので、今来期の業績は大幅に落ち込もう。しかし、3年目からは完全ストック型の課金モデルが大きく寄与してこよう。5年目には会社計画を上回る過去最高の業績が達成できよう。業績の大幅ダウンは、2008年にかつてのフロー型モデルから、一部ストック型モデルに転換した時に経験している。10年を経て、再び勝負に出た。成功する公算は高いので、大いに期待できよう。

・AIを活用した商品やサービスの開発と提供を目指し、㈱情報医療への資本参加やUbicomとの業務提携を進めている。NECともAI活用や医療連携で組んでいる。完全クラウド型の課金型ビジネスモデルで差異化は大きく進展しよう。

・新中期5ヵ年計画では、調剤システムと医科システムの拡大に加えて、介護事業者向けシステム事業を第3の柱として推進していく。調剤システムで業界シェア50%、電子カルテの医科システムで10%、介護システムで5%を目指す。

・5年後の2023年3月期で経常利益51億円を目指しているが、これは十分クリアすることができよう。株式市場での評価は、ネットワーク化の進展とストック効果による3部門の収益力向上とともに大幅に高まってこよう。

目 次
1.特色 薬局向け処方箋処理システム(レセコン)で業界トップ
2.強み 他社に真似のできない課金システムの確立で収益は安定
3.中期経営計画 完全ストック型ビジネスモデルへの転換を開始
4.当面の業績 戦略遂行で今後2年間の大幅減益は想定内
5.企業評価 業績浮上後は会社計画を上回るストック効果に期待

EMシステムズ <4820>
企業レーティング
株価
(18年9月12日)
1245円
時価総額 454億円
(36.445百万株)
PBR 2.77倍
ROE 8.7%
PER 31.6倍
配当利回り 1.4%
総資産 21178百万円
純資産 16099百万円
自己資本比率 75.3%
BPS 449.0円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2008.3 11288 1010 997 496 15.7 5.75
2009.3 8776 -1316 -1355 -1241 -39.1 3.25
2010.3 9818 -720 -493 -516 -16.3 3.25
2011.3 8202 86 318 1149 36.4 4.50
2012.3 9013 835 977 447 14.5 5.25
2013.3 10257 1209 1766 1076 35.1 7.50
2014.3 11369 1672 2284 1420 45.6 9.25
2015.3 11257 1232 1702 965 30.0 11.25
2016.3 13199 1861 2446 1621 46.7 11.75
2017.3 13676 2597 3163 2116 60.3 15.50
2018.3 13953 3063 3618 2369 66.7 18.50
2019.3(予) 13000 1500 2100 1400 39.4 18.00
2020.3(予) 13000 1000 1600 1050 29.6 18.00

(18.6ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。2016年4月1日に1:2、2018年3月1日に1:2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/emsisutemuzu201809.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

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【みんかぶ特集記事】ウルフ村田こと村田美夏氏が株システムトレードへ挑戦!~前編~

【著者】  みんかぶ編集部
みんかぶ設立10周年特別企画|取材日:2016/06/29 ウルフ村田さんの株システムトレードへの挑戦! ▶▶『 祝・みんかぶ 設立10周年特別企画! 』 みんかぶでは、『設立10周年特別企画』(設立日:2006/07/07)として、最新・話題の投資ツールなどを活用し、様々な識者とのコラボレーション企画『みんかぶコラボ特集!』を実施する事になりました。 今回の記念すべき第1弾は、TVをはじめ各種メディアでも話題の『ウルフ村田さん』こと、村田美夏さんの株システムトレードへの挑戦企画です。 ※この記事の最後に、ウルフ村田さんから「無料動画:億万長者トレーダー(億トレ)になるための方法」をプレゼントとして頂いていますので、是非、動画をご覧ください。   ※こちらからも⇒http://special10.minkabu.biz/c/pre0708/   個人投資家兼エンジェル投資家である村田美夏さん ■村田美夏/むらた・みか 職業:専業投資家、エンジェル投資家(株式会社サクセスワイズ代表取締役) 投資歴:23年(1993年~) トレードスタイル:スイングトレードが中心 相場格言:人生、ボラティリティ! ウルフ村田さんは、東京大学経済学部を卒業。2014年頃から株式投資の実力が評価され、TVや雑誌等のメディアで大々的に取り上げられている、今、もっとも株式業界の中で話題のプロトレーダーの方です。テレビの取材時には、たった1日で240万円の利益を獲得したり、1銘柄だけで5,000万円を稼いだ事もあるそう。 <最新著書> 『億を稼ぐ東大卒トレーダーが教えるおひとりさまの「肉食」投資術~ウルフ流お金引き寄せ思考』 ~ ビジネス社より 2016年2月10日発売 定価:1,620円 ~   彼女の発信するツイッターは、各有名投資家の情報を収集。65,000人を超える多くのフォロワーがその情報を参考にトレードをされています。 そんなメディアでも話題のウルフ村田さんに、冒頭でもご案内した通り、今回、『みんかぶコラボ特集!』の第1弾として、「株システムトレードへの挑戦!」に参加してもらえることになりました。 年間株式投資だけで1億円以上の利益を出されている「億トレ」でもあるウルフ村田さんのトレードロジックがシステムトレード化されるというのは、みんかぶ編集部としても、非常に楽しみな企画となります!是非、ご注目下さい!   「システムトレード」というのは、何でしょうか? 「システムトレード」とは、事前に決めた売買ルールに従って機械的に取引を行うトレードスタイルの事を言います。(パソコンで自動的に取引を行わせる自動売買の事ではありません) 過去の株価データを元に、売買ルールがどれくらいの勝率でどれくらいの利益が出ていたのか?など徹底的に検証してから、実際に投資を行うため、統計的優位性を持った取引が期待できるのがメリットです。 株式投資においては、あまり「システムトレード」という言葉は聞き慣れないかもしれません。株式市場は銘柄数分のデータを検証する必要があり、そもそもプログラムの作成が難しく、システムトレード用のソフトがあまり存在しない事が理由の1つです。 今回は、国内最大級の利用者数を誇る株式投資専用のシステムトレードのソフトを提供している有限会社ツクヨミさんに「イザナミ」をご提供頂き、今回の「ウルフ村田さんの株システムトレードへの挑戦!」の企画の支援をして頂く事になりました。   みんかぶ本社 in 東京神保町 今回の「ウルフ村田さんの株システムトレードへの挑戦!」企画を実現するため、2016年6月、みんかぶ本社内にある「会議室L」にて、ウルフ村田さん、みんかぶ編集部から2名、ツクヨミ社から3名、イザナミのスペシャリストのMr.Xさんの合計7名で、本企画のキックオフミーティングを行いました。 まず、はじめに、「イザナミ」をプロジェクターに投影しながら、イザナミ開発者の大内さんにソフトの仕様・使い方などを説明して頂きました。 イザナミでは、売買ルールを元にして「投資戦略(ストラテジー)」が作成できるソフトです。ストラテジーを作成するためのテクニカル分析の設定方法や、具体的な売買ルールの作成事例、また、作成したストラテジーを元にした過去の取引のバックテスト方法や、次回市場開催時のオススメ銘柄の表示方法など・・・。 20分程度で、ソフトの一通りの説明がで終わったところで、イザナミのスペシャリストMr.Xさんの登場です。Mr.Xさんですが、顔出しNGとのことでしたが、シルエットだけ・・・であればOKということで、今回はシルエットだけ掲載させて頂くことにします。 ※Mr.X :イザナミのスペシャリスト(イザナミ愛用歴7年) ~バックテスト回数:30万回以上、総検証時間:10,000時間以上、作成した戦略の数:1,000種類以上のシストレの鬼~   そして、Mr.Xさんに株システムトレードで勝ちやすい効果的な戦略の作り方を解説してもらいました。 みんかぶ編集部の私達では全くついていけないくらいの細かいテクニカルのオンパレード・・・。まさにシステムトレードの真髄を拝見させて頂きました。 ここからは、Mr.Xさんとウルフ村田さんの実際のやり取りを見ていきましょう。   システムトレードはやり方さえ間違わなければ勝てる! 村田:「Mr.Xさん、よろしくお願い致します。」 Mr.X:「よろしくお願い致します。」 村田:「システムトレードを7年以上実践されてきて、システムトレードについてどのように感じられていますか?」 Mr.X:「システムトレードは、勝てないって印象を持っている人が非常に多いんですが、やり方さえ間違わなければ勝てるものだと思ってるんですよね。システムトレードという分野では日本はまだまだ海外に及ばないため、情報の流通量的に正しい組み方や設計方法が伝わっていないのかもしれないと感じています。」 村田:「本当にその通りだと思います。私も日々トレードをしていく中で、チャートの動きに規則性がある銘柄とかもあったりします。例えばソフトバンクとか同じような動きを繰り返す銘柄とかはシステムに落とし込めば効率的に勝てるんだろうなぁ・・・と感じていたんですよね。」 Mr.X:「そうですね。まさにソフトバンクは過去の統計通りに同じような動きをする銘柄なので、システムトレードにはすごく向いていますね。ところで、ウルフさんは、普段どのような手法でトレードをしていますか?」 村田:「そうですね。私の場合は、チャートはもちろん見ていますが、「需給」を大きな指標として捉えトレードをしています。」 Mr.X:「需給って、出来高とかですか?」 村田:「はい。当然、出来高も見ますし、売り買いの板の状況、時価総額、売買代金、株価が新高値を更新しているかとか数字で判断できるテクニカルの材料はよく見ますね。まずは、テクニカルで読み取れるデータは最低限見てからトレードしますね。」 Mr.X:「なるほどですね。」   「市況」に合わせたシステムを採用して忠実にトレード! 村田:「これまでにシステムトレードの経験がないのですが、『私なりのシステムトレードをやるならこうやってやりたいなぁ』っと考えている手法があります。それは、今がどういう経済状況なのか?株価は上昇トレンドなのか?株価は下降傾トレンドなのか?を判断し、なるべくトレンドと逆走しないようなトレードをすることが鉄則だと思っています。 例えば、アベノミクス真っ只中のタイミングであれば、どんなトレードをしても株を買っておきさえすれば上がる!儲かる!という状況だったと思います。ただ、今の経済状況、これからの経済状況から判断するとすべての銘柄が上がる!とは考えにくいので、アベノミクス真っ只中で爆勝ちしていたシステムトレードでも、勝つのは難しいと思うんですよね。 私の考えるシステムトレードというのは、「市況」に合わせたシステムを採用して忠実にトレードをすることが重要なのでは?と考えています。」 Mr.X:「さすがです。その通りです。私も実際にこれまでに7年以上イザナミを使ってシステムトレードの検証をしてきて、一番効率がいいトレード手法は、今の時流にあったシステムでトレードを行う事です。巷で騒がれている今後の経済の流れを予測だと、2016年末にかけて日経平均が再び20,000円に到達する。というのは、何か本当に大きなニュースがないと起こりえない。という認識の方も多いかと思います。」 村田:「そうですね。日本経済は右肩上がりのアベノミクス絶頂期とは状況が変わっているので、アベノミクスで結果が出ていたシステムよりも、よくない地合いでも勝てる、テーマ株や国策関連などの将来性がある銘柄などを中心に売買していくべきだと考えています。」 Mr.X:「非常に理にかなった考え方だと思います。僕自身、相当数の検証をしてきましたが、銘柄を絞ったトレードっていうのは、ほとんど検証してみたことがなかったので、テーマ株や国策関連銘柄をメインにシステムトレードは面白いかもしれませんね。」 村田:「これから2016年終わりにかけてイギリスのEU離脱問題をきっかけとして、EU問題がさらに進展があるんじゃないかと感じています。もちろん、他の側面の心配事もあるのですが、日本経済が下向きになる可能性も考えておかないといけないんですよね。なので、空売りをベースとしたシステムトレードも結果が出やすいんじゃないかと考えています。」 Mr.X:「そうですね。空売り特化型のシステムトレードについても、今後面白いと思います。基本的にシステムトレードで売りを使う人の割合は、買いに比べると圧倒的に少ないので、売りは長期的に機能しやすい場合が多いと感じています。実際2008年のような相場では売りで戦った方が効率的ですし、将来的に起こりうる市場暴落時向けとしても、リスクヘッジとなる売りは有用だと考えています。」 村田:「ありがとうございます。では、具体的にシステムトレード化してもらえるように私が考えている売買ルールをお伝えしてもいいでしょうか?」 Mr.X:「はい。よろしくお願いします。」   ウルフ村田さんの熱血談義。なんと1時間30分! Mr.Xさんとウルフ村田さんとチャートを見ながらの談義がスタートしました。あれこれと約1時間30分かけて、ウルフ村田さんのトレードに関する考え方や、チャート分析方法や、出来高の見方などをイザナミのスペシャリストのMr.Xさんにお話して頂きました。 ※ウルフ村田さんが、Mr.X氏に説明をしている場面 ウルフ村田さんのお話をもとに、イザナミのスペシャリストのMr.Xさんに、『ウルフ戦略』(ストラテジー)を作成してもらうことになりました。   「ウルフさんの戦略は、無事完成するのか!?」 Mr.Xさんも、伝説の投資家と呼ばれているウルフ村田さんのトレードの考えをシステム化できることに喜びを感じられているようでして、いつもより気合を入れて売買ルールを完成させるとのこと。 売買を仕掛けるタイミングをシステムトレードソフトでもある「イザナミ」を使って見つけ出す。いわばシステムトレードにもなり、さらに利用手段によっては、シグナル発生ツールのような銘柄を監視し売買アラートを出してくれる魅力的な戦略が完成しそうな予感・・・。楽しみです! ちなみに、18時からスタートしたこのミーティング。 19時までの1時間の予定でしたが、あまりにも、盛り上がりすぎて、実際にミーティングが終了したのは、2時間30分を延長し、21時30分。 ミーティングにご参加頂いた、ウルフ村田さんはじめ、皆様、本当に貴重なお時間を頂きありがとうございました! 「後編」(2016/07/15掲載)では、この『ウルフ戦略』(ストラテジー)作成の進捗についてのお話をさせて頂きました!それでは、「ウルフ村田さんの株システムトレードへの挑戦!」の後編も是非お読み下さい! 最後に、ウルフ村田さんから、このみんかぶ特集記事を最後まで読んで頂いた方向けに、プレゼントをご用意して頂きました。   ウルフ村田さんからのプレゼントをお受取り下さい! 【特典動画】 講師:ウルフ村田 「億万長者トレーダー(億トレ)になるための方法」 「億万長者トレーダーがどのようなトレードをしているのか?」を簡潔に解説しました。テンバガー銘柄を狙いながら、細かいトレーダーで資金を10倍にするための方法をお話させて頂きました。 ※約10分程度の動画となります。 リンク先:http://special10.minkabu.biz/c/pre0708/   「後編」(2016/07/15掲載)にて、『限定リリース』決定告知!▶▶▶7月20日(水)18時~ご提供。 // ウルフ村田さんと、「ウルフ戦略」を作成してくれたMr.Xさんの全面支援のもと、今回、みんかぶユーザーに向けて「みんかぶ×ウルフ戦略パッケージ」として、ご提供させて頂くことになりました。 この「みんかぶ×ウルフ戦略パッケージ」のご提供は、「みんかぶShop」で、7月20日(水)18時から7月31日(日)18時まで11日間の期間限定でご提供をさせて頂く事になりました。 // ▶▶▶「後編」はこちら// // //
 

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