中東情勢に注意しつつ、23000円への戻りを試す動きへ

(指標)NYダウ

 先週の予測では、6月のFOMCでの利上げの思惑が高まるのか、後退するのかによって長期金利の上昇に影響を受け株価も左右されることになるとしました。又、米中貿易摩擦懸念が高まるようだと株価の上値は重くなるとしました。株価の動きは23500~25000ドルのレンジ内の動きを想定しました。

 結果的には、週前半はアメリカのイラン核合意からの離脱表明で下げる場面もありましたが、原油価格の上昇がエネルギー株の上昇となって6月の利上げ観測が後退し、長期金利も低下したことでNYダウは7日続伸となり、週末の11日は△91ドルの24831ドルと想定したレンジの上限25000ドルに接近して終わりました。

 米中貿易摩擦でアメリカの削減に協力する用意はあるが、2020年までの削減には同意しておらず、小休止の状態にあり、一方でイラン問題や14日のイスラエル大使館のエルサレム移転予定があり、中東での地政学的リスクがあります。チャート上は4月17日の戻り高値を少しこえたところにきていますが、25000ドル水準をアタマに一服する可能性があります。25200ドル台を上回ってくるとようだと2月27日の25800ドルが目標となってきます。
 

 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、材料が強弱入り交じり、もみあいを想定。6月の早期利上げ観測の思惑が高まればドル高、一方で米中貿易摩擦はドル売り要因となりますので、108~110円のレンジの中で110円が目先の上値のフシになるとしました。

 米朝首脳会談への期待でドルは堅調となり、一時110.04円まで買われるもののイラン核合意からの離脱や対イラン制裁の表明で中東への地政学的リスクからのドル売りがあり、また消費者物価指数の低下でドルの上値は重く109.56円まで上昇して109.33円で引けました。

 ヨーロッパの中央銀行の早期利上げは後退し、一方でFRBの利上げ継続方針は変わらないのでドル買いが継続する可能性はあります。ただし、トランプ大統領のイラン核合意離脱と対イラン制裁が地政学的リスクを高め、ドルの上値は重くなります。ドルが買われれば111円を試す形といえます。
 

 

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