CGCの改定案を咀嚼する

・東証からコーポレートガバナンス・コード(CGC)の改定案が3月に出された。6月を目途に実施に移される。12月までに、次のコーポレートガバナンス報告書にそれらを盛り込んでいくことになろう。

・同時に公表された投資家と企業の対話ガイドラインでは、今回の改定内容を踏まえて、それらについて重点的に議論していくように求めている。

・その内容をみると、1つは、将来の事業戦略、財務戦略について十分議論し、明確な方針のもとに経営を行うことが要請される。その時に、資本コストを必ず明らかにすべし、と位置付けている。

・資本コストについて、日本企業の経営者は、多くの場合、頭ではわかっていても、実務においては実践していない。赤字か黒字かという損益分岐点をハードルとするのではなく、投資家が要求するリターンをベースに、事業の採算を考えていく必要がある。

・ここがピンとこない。しかし、事業の採算を考える時に、どのくらい儲けるかを考えない経営者はいない。投資家もそうである。黒字なら十分とは考えない。大儲けに越したことはないが、儲かればいくらでもよい、できるだけ大きく儲けたい、という曖昧な基準では困るのである。それでは、経営判断や投資判断ができない。対話も十分進まない。

・M&Aを検討する時には、簡便といえども、必ずWACC(加重平均資本コスト)を用いる。自社の企業価値が財務的にいくらか、という算定をする時にも必ず用いる。これが分かっていないと、自社株買いの判断基準がわからない。

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