【IRアナリストレポート】コシダカホールディングス(2157)

~カラオケで首都圏攻勢とアジア展開を加速、カーブスは圧倒的存在へ~

【ポイント】
・3月に、米国のカーブス世界本部を、日本のフランチャイジーである当社が、総額184億円で逆に買収した。①カーブスのブランドを守り、②フィットネスに関する自由度を手に入れ、③これまで支払っていたロイヤリティでのれんの償却は十分吸収できるので、価値あるM&Aと評価できる。

・カーブスは、日本の1900店を含めて、世界の4000店をフランチャイジーとする。日本の会員が現在81万人であるが、100万人を超えて拡大できそうである。従来の見方よりパイはかなり大きくなりそうなので、引き続き業績を牽引しよう。フィットネスの新たなビジネスモデル作りにも期待できよう。

・カラオケの業績回復が顕著である。まねきねこブランドの首都圏展開が、先行投資を経て、収益貢献を拡大する局面に入っている。実際、この2Qは好調で、社内計画を上回った。店舗の人手不足には、自動化などの資本装備率を上げて、生産性を高めている。AI(人工知能)を活用した新しい楽しみ方なども今後具体化しよう。

・カラオケのセグメント利益は、2012年8月期の26.9億円をピークに、2016年8月期には11.7億円まで低下したが、前期は20.5億円に急回復、今期は30億円を超えてこよう。カーブスの安定高収益にカラオケの利益拡大が加わり、成長力の確度は高まってきた。将来は、内外のカラオケで1000店を目指すという方向に展開しよう。

・当社の事業発展の軸は「既存業種新業態」、つまり既存市場での事業を、新業態の仕組みに変えていくことである。「総合余暇サービス提供企業」をビジョンに掲げ、アミューズメント、スポーツ・フィットネス、観光・行楽、趣味・教養の4つを事業領域とし、その中で、「既存業種新業態」を開発し、将来は1000億円企業を目指している。

・新しい楽しみ方や健康志向、海外への展開によって、ビジネスモデルは進化を遂げよう。国内のカラオケは600店以上、フィットネスは2000店以上へ拡大する方向である。経常利益100億円は十分達成できよう。業績は好調でピーク利益の更新が続こう。ROEも高く、独自の価値創造を行うユニークな企業として大いに注目したい。
 
目 次
1.特色 「既存業種新業態」の総合余暇サービス提供企業
2.強み 女性専用フィットネスが圧倒的キャッシュカウに成長
3.中期経営方針 カラオケの市場開拓に成果、3本柱の展開へ
4.米国カーブス総本部の買収 ブランドの確保と周辺ビジネスへの広がり
5.当面の業績 カラオケが本格復調、ピーク利益の更新が続こう
6.企業評価 首都圏攻勢と海外展開の加速に注目
 

コシダカホールディングス <2157>


(18.2ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。11.8期末に1:400、14.8期末に1:2株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。2017.8期は中間配に東証1部上場記念配2.0円、期末に創業50周年記念配2.0円を含む。2018年5月末で1:4の株式分割を予定。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、①経営者の経営力、②事業の成長力・持続力、③業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/kosidaka201805.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

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