今週は、チャートは上向いているが、日米首脳会談に注目

(指標)NYダウ

 先週は、米中貿易摩擦の激化懸念をめぐり相場の不安定な動きや、トランプ大統領のアマゾン批判やフェイスブックなどの不透明要因も多く、不安定な相場展開を想定しました。

 しかし結果的には、中国の習主席が演説で自動車の輸入関税引き下げを含む市場開放策を表明したことやトランプ大統領がツイッターでTPPへの参加の可能性を示唆したことで、米中貿易摩擦の後退や保護主義の後退が好感され戻りを試す動きとなって週末は24646ドルと一時24600ドル台にのせました。しかしシリア情勢への警戒感から上値は重く、引け値は▼122ドルの24360ドルでした。

 今週は、1~3月期の決算が本格化しますが、企業業績はハイテク株を中心に好調さが予定されており、株価の上昇要因になります。しかし、国内では大統領選でロシアの関与を捜査しているモラー特別捜査官の解任を検討する発言が出たり、ライアン下院議員が引退表明したことで議会運営に対する懸念が強まり、不透明さが増しています。さらに先週末の13日にトランプ政権は英仏とともにシリアに対する空爆を実行したことで、ロシアとの関係が悪化すればリスク回避の円買いと株安となる可能性があります。まだ23500~24500ドルの中でのもみあいが続きそうです。
 

 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、米中貿易摩擦懸念が高まっている中で、インフレ関連指標の発表があり、強い数字がでると利上げ加速の思惑もあってドルが買われるところですが、上値は重い展開となり105.5~108円のレンジを想定しました。

 結果的には、週始めはトランプ大統領がシリアへの空爆の可能性を示唆したことでリスク回避の円買いとなるものの、公表されたFOMCの議事録の内容がタカ派的なものだったことで円買いが一服。さらに習国家主席が自動車の輸入関税の引き下げを表明したことで米中貿易摩擦が後退し、トランプ大統領がTPPへの再考を命じたことでドルが買われ、一時、1ドル=107.78円をつけましたが、シリアへの軍事介入の高まりで引け値は107.37円でした。

 今週は、先週末のシリアへの空爆実行で、ロシアとの関係が大幅に悪化するようだとリスク回避のドル売り・円買いとなります。一方で日米首脳会談が行われ、北朝鮮問題以外に貿易の不均衡の問題が繰り上げられて是正を要求されるとドル売り・円買いとなってきます。今週は日米首脳会談の内容が注目となります。106~180円のレンジを想定。
 

 

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