注目2銘柄(2018.03.09)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
 

パナソニック(6752)【2+→ 2+】

「白物家電高付加価値化や車載分野拡大により収益拡大が続くとの見方を維持」

 3Q累計(4-12月)は前年同期比14.9%営業増益となり、3Q(10-12月)は同23.0%営業増益となった。累計、3Qともに原材料価格高騰、固定費増加影響を車載・産業向けデバイスなどを中心とした増販効果などで吸収した。通期営業利益計画を150億円上方修正。テスラ新モデル立上げの遅れの影響を受けるが、他で増販効果が見込め対ユーロで円安が進んだことなどによる。想定以上に販売面が好調から18/3期TIW営業利益予想は同社並みの水準に引き上げ、19/3期以降のTIW見通しも今般上方修正した。

予想ROE:11.4% PBR:2.3倍、来期予想PER:17.3倍、来期予想EPS成長率:10%株価(3/9終値):1,635円 
Fモデルによる理論株価:1198円(3月5日by高田悟)
 

豊田合成(7282)【 2+→ 2+】

「3Qを底に回復が見込まれる」

 18/3期3Q累計(4-12月)決算公表時に通期利益計画を下方修正したが、米州での新製品立上げロスを主因とした3Q(10-12月)の業績悪化が背景で生産対応が正常化する4Q(1-3月)は同社が増益を見込んでおり下方修正に大きな懸念は不要と考える。通期営業利益計画は30億円下方修正。TIW営業利益予想は18/3期を47億円引き下げ計画並みとするが、販売面の勢いから若干計画上振れを予想。19/3期以降は為替影響面悪化も好調な販売でカバーされると見て従来予想を据え置く。

予想ROE:7.5% PBR:0.9倍、来期予想PER:10.5倍、来期予想EPS成長率:13%株価(3/9終値):2,387円 
Fモデルによる理論株価:3011円(3月9日by高田悟)
 
 
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
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