証券株:2018年1月15日

 東京株式市場は26年ぶりの高値にあります。30年以上のベテランは別として、この30年間相場に関わってきた多くの人にとってはまさに初体験でしょう。しかし、実は相場が上がる条件はかなりそろっています。

 つまり、持合いの解消が終わって、この30年間の最大の需給悪要因がなくなっています。その受け皿となったのは外国人投資家ですが、彼らは業績にはシビアです。つまり、価値のない株を高く買うことはありません。つまり、それぞれの銘柄の株価は、今、もしくは将来の業績に対して、バカ高いものはかつてのように多くはありません。

 しかも、この5年ほどの上昇相場で、個人はかなり利食っていますが、過去の経験から買い場を探っているうちにかなりは買い損ねています。今、証券会社には個人の利食い資金がたまっています。

 さらには、ここ数年でNISAによって多くの株が保有されています。NISAには初めて株を買った資金も入っています。彼らは株を危ないと思っていましたが、実は大多数の人が儲かっています。しかも、NISAの性格上、あまり利食ってはいないでしょう。今後、こんなに儲かるならもっと投入しようとなります。

 これらの内部要因を考えると、今の日本の株式市場の需給要因は、この30年間で最もよくなっています。それゆえ、循環物色で、出遅れ株が次々と買われることになっています。さて、そんな中で、30年間見捨てられていたのが証券株です。なくなった会社もありますが、生き残った会社は様々な知恵を働かせて、利益を稼いでいます。

一例は、当コラムで10月30日に紹介した今村証券(7175)です。
こちらの記事
https://money.minkabu.jp/63274

 しかし、過去のように株式委託手数料だけという会社はむしろ少数でバリエーションが豊かになっています。つまり、銘柄によって、株式市場活況の影響が異なりますが、多くの証券株が今月末から出てくる証券会社の第3四半期決算での業績急変化に株価が反応する可能性が高まっています。

なお、詳細はこちらからどうぞ。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/1046

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