中国のBOE、液晶ディスプレイで世界トップ~その次はどうする

・11月の世界経営者会議(日経主催)で、京東方科技集団(BOE Technology Group)の創業者である王東升(ワン ドンシェン)会長(60歳)の話を聴いた。1993年の創業後、20年余りで日本企業を陵駕して、世界のディスプレイ市場においてリーディングカンパニーへと成長した。

・王氏が定義した「半導体ディスプレイ」産業において、3年で2倍の法則を実践してきた。「王氏の法則」として知られ、同じ価格帯において、3年でパネルの性能は2倍以上になるという意味である。

・液晶ディスプレイで、なぜ勝利を収めることができたのか。次はどのような企業を目指すのか。そのバイタリティに圧倒された。日本電産の永守氏のようなオーラを感じた。

・液晶ディスプレイ(TFT-LCD)の第1世代は、1991年のシャープから始まった。2017年には、BOEが10.5世代で世界をリードする。BOEは液晶の研究チームを94年に作り、2005年から量産に入った。現在は生産ラインを9本有し、12月から10.5世代を本格的に立ち上げる。

・液晶ディスプレイの世界シェアは、スマホ用で25%、PC用で30%と、世界№1である。規模を追いかけてきたが、実はそれ以上にイノベーションによって新しい破壊(ディスラプション)を起こす製品作りに力を入れてきた。

・王氏は35歳で創業し、社長として会社の急成長を引っぱってきた。25年の歴史において、ずっとイノベーションに執着した。それが生き残る唯一の道なので、技術開発に全力投入した。R&Dには売上高の7%を投じている。

・2014年に赤字となったが、8Kに向けたR&D投資は続けた。2017年の売上高は150億ドルになろうが、収益性は十分でない。2016年のROEは2.4%、今年3Qで8.0%へ改善しているが、まだそのレベルである。大型投資を継続していることによる。

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