社外取締役の役割~会社を変えられるか

・中期計画が気合いだけの目標で、未達のなるのでは意味がない。内容のある目標を揚げると同時に、それが達成できた時、できない時の中長期的な報酬を明確に定めて、そのウエイトを上げていくことが必須である。そうなると、達成できた会社への信頼感は高まり、投資家は次なるBMの進化にますます注目するようになろう。

・次のマネジメントを担う人材については、事業部門のトップにいる頃から早目に投資家との対話に加わることが望ましい。マーケットの声がいつも正しい訳ではなく、短期的な業績に固執することも多いが、中長期的な視点に基づく投資家の声もいろいろ出てくる。それが人材育成にとってはかなり重要である。社外取締役もさまざまな場面に同席して、ステークホルダーの意見を聴く必要があり、時に自ら説明することがあってよい。

・もっと儲かる会社にしたいという命題に対して、異論のある経営者はいない。社外取締役も同じであろう。では、もっと企業価値を高めて、中長期的にサステナブルな会社にすべし、といわれたらどうだろうか。今どきの言葉としては当然であると受けとめられよう。

・では、そのためにCEOとしてどういう経営をやるか、社外取締役としてどのように監督、助言を行うか、と聞かれたらどう答えるだろうか。多くの場合、中期計画の説明に入っていくことになるが、それで十分だろうか。

・さらに突っ込んで、①社外取締役はROE経営が分かっているか、②経済的付加価値(ROIC-WACC)をどう追求するか、③ESGマネジメントに対してどのように監督、助言するか、と聞かれたら、どう対話するであろうか。

・日本の多くの経営者は、ROE経営や資本コスト重視の経営(ROIC-WACC)の経営を明示的にはやってこなかった。その経営者が社外取締役になって、これからのグローバル経営を監督し、助言していけるのだろうか。

・異なる考え方もある。そんな欧米流に拘ることなく、まずは社外取締役に実績のある経営者を入れることである。また、外国人や女性を増やして、ダイバーシティを広めることである。一歩踏み出してから、次にその成果を突き詰めればよい、という考えである。確かにやってみなければ始まらない。

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