外部環境を横目にみながら下値模索へ

外部環境次第では目先19000円水準を試す動きへ

 今週は、北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクとトランプ大統領の政権運営に対する懸念が焦点となります。北朝鮮の地政学的リスクは21~31日まで米韓両軍の合同軍事演習があるため、北朝鮮の出方を伺うことになりますし、先週末のトランプ大統領の白人至上主義に対する発言をめぐる混乱がどうなるのか政権の先行きに対する警戒感があります。

 世界のこれまでの株価は、世界的な金余りと低金利に加え企業業績が堅調に推移してきたことにありますが、ここにきて欧米の中央銀行が金融政策を緩和から正常化へ戻す動きとなってきており、ECBは来年からの資産購入縮小の観測が強まり、FRBも9月には保存資産縮小の開始時期を決める見通しのようです。これにトランプ政権の政治混乱が続くようだと、すでに減税政策や規制緩和を織り込んで上昇していますので、トランプラリーの上昇分が剥げ落ちてくる可能性もあります。

 チャートをみると、2万円をはさんだもみあいが長く続き、9日(水)には▼257円の19738円ともみあいの下放れとなって柴田罫線でも売転換となりました。そのため先週は5月18日の安値19449円を終値で切ると19000円を試す動きを想定しました。ただし、19449円を終値で切って19500円水準で値固めできれば戻りも想定しましたが、週末の18日(金)はザラ場で19433円と5月18日の19449円を切って終値では▼232円の19470円と19500円を回復できませんでした。5月2日以来3ヶ月ぶりの19500円割れであり、25日移動平均が75日移動平均線を上から下にぬけるデットクロスも不可避になっており、トピックスも75日移動平均線を下回ってきましたので、好材料(円安、アメリカ株高)が出ない限り下値模索の展開となりそうです。今回は19000円水準に下値ポイントがありますが、外部環境次第ではさらに一段安の想定も必要となり、その場合はいよいよ年に1回あるかないかの買いチャンスとなってきます。

 もし中期波動の調整となると、アメリカ株式がトランプラリーの巻き戻しで大幅下落する場合ですので、日経平均も昨年の11月9日の16111円からのスタートで今年の6月20日の20318円までの上昇幅の1/2押し(18215円)とか2/3押し(17513円)を想定することになります。

 本日は、朝方は円高一服で買い戻し先行となり△39円の19509円で寄り付くものの、ここがピークとなって下げに転換し、本日21日からの米韓合同軍事演習を受けた北朝鮮リスクへの警戒感から一時▼104円の19365円まで下げました。売り一巡後は、日銀のETF買い観測を支えに下げ渋るものの戻りは限定的で▼77円の19393円で引けました。

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