今週も、円高基調で上値重く、米7月雇用統計を控え様子見

(指標)NYダウ

 先週の予測では、トランプ政権のロシアゲート問題での政治的リスクからの円高の可能性もあり、最高値圏での上値の重い展開としました。

 注目されたFOMCは、イエレン議長の会見もないことから大きな変動要因にはならず、ただ、9月のFOMCでバランスシートの正常化を示唆する声明文の内容を受けてドル買いとなるものの、すぐに不透明感が広がりドル売りとなりました。好調な企業決算を受けてアメリカ株式は堅調な動きとなり、7月26日(水)は主要3指標が最高値更新となりました。その後はS&P、ナスダックは反落するもののNYダウは3日連続の最高値更新となり、7月28日(金)は△33ドルの21830ドルで引けました。

 高値圏でのもみあいを想定する中、NYダウは史上最高値を更新しています。これは、企業決算が好調ということもありますが、もう1つの背景は、イエレン議長が7月中旬の議会証言で金融引き締めに慎重な発言をしたことをきっかけに「政策金利の長期見通し」を3%から引き下げるのではとの思惑が浮上し、ドル売り・株高となったことになります。このような状況の中で、経済指標が好調であれ再びドル買いとなるため、週末の8月4日の雇用統計が注目となります。高値圏のもみあいが続くことになりそうですが、トランプ政権の政策実行への懸念が高まればドル売り・株売りの可能性もでてきます。
 
NYダウ07-31
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、引き続きロシアゲートの問題やオバマケア代替法案の否決から減税政策への実施の不透明さから、ドルは売られやすくなるとし110~113円のレンジを想定。

 結局、26日のFOMCの声明文でバランスシートの縮小の時期を示さなかったことや、28日の4-6月期の雇用コスト指数が予想を下回ったことでインフレ抑制の思惑、さらに北朝鮮のミサイル発射を受け、一時1ドル=110.51円までドルが売られ110.68円で引けました。

 今週も、ドルの上値は重い展開が想定されます。FRBの金融政策を見極めたいため、今週の重要指数、特に4日の雇用統計は注目となります。経済指標が低調であれば、追加利上げへの期待が後退し、ドルは売られやすくなります。トランプ政権の政策実施への不安がさらに増すようだとドル売り要因となります。先週と同じく110~113円のレンジの中で110円を守れるかどうか注目。
 
為替07-31
 

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