今週は、FOMC後のコメントとナスダックの当面の動きに注目し様子見へ

(指標)NYダウ

 先週の予測では、チャートからはもう少し上昇してもいいところですが、8日(木)にコミー前FBI長官の議会証言やイギリスの選挙を控え様子見ムードで最高値圏でのもみあいが続くとしました。

 結果的に、21100ドル台でのもみあいとなり、注目の8日の議会証言やイギリスの選挙の結果には、ほとんど反応しない状況でした。週末の9日(金)は、イベント通過で3大指標がそろってザラ場では史上最高値を更新するものの、テクノロジー株の急落でナスダックが▼113Pの6207Pと大幅下落となりました。NYダウは一時21305ドルまで上昇しましたが、終値では△89ドルの21271ドルと最高値更新で引けました。

 柴田罫線のチャートからみると、2013年10月9日14719ドルからの上昇トレンド(A)の下値斜線には21400ドル水準があたるところですので、ここを超えられるかどうか注目となります。

 政治リスクに対する不透明感は、やや後退したものの減税政策などの各種経済政策の実現には、まだ時間がかかりそうであり、これまでのトランプラリーによる上昇が過度な期待だったという見方が高まり、長期金利が低下してゆけば、トランプラリーの主役である金融セクターを中心に調整がはいる可能性もあります。

 そういう意味で、6月13~14日のFOMCでの6月利上げ後のバランスシートの縮小や年内の利上げペースがどうなるのか注目となります。その方向がわかるまでは最高値圏でのもみあいが続くことになります。ただし、週末にナスダックが大幅安しており、テクノロジー株が買われ過ぎという見方がでていますので注意が必要です。
 
NYダウ06-12
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、6月8日(木)のコミー前FBI長官の議会証言があり、その内容によっては政治リスクが深まり、ドル・株ともに売られる可能性があるものの、そうでなければ多少ドルは買い戻される動きになるとしました。

 結果的に、FOMCを前にリスク回避のドル売りが一段落し、下げ渋る動きとなりました。8日の証言内容は、大統領による司法妨害を立証するものではないとの見方が広がり、ドルを買い戻す動きとなりました。しかし日銀の金融緩和策への思惑が浮上したことで日本の長期金利が上昇し、一時109.12円までドルが売られましたが週末は110.27円で引けました。

 今週は、6月13~14日のFOMCが注目となります。6月利上げはほぼ確定視されており、相場には織り込まれています。次の注目はバランスシートの縮小や年内の利上げペースがどうなるのかの見解となります。次の利上げが9月か12月かが読みきれない状況ですので、強弱感が対立しもみあいとなりそうです。109~112円のレンジを想定。
 
為替06-12
 

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