円高要因はほぼ消えた、アベノミクス相場再開へ

(2) 日本株の高ボラティリティー、円相場との連動で増幅、投機的に

●極端な荒れ市場、日本株

 日本株式は世界で最もボラティリティーが高いという特徴がある。今回の調整局面でも日本株式は世界主要市場の中で最も下落が大きかった。それは、日本株式がとりわけ大きく振幅するドル円レートに連動しているからである。リスクオフ時には米国株安に加えての円高となり日本株はより売られる。リスクオンの時には米株高に加えての円安により大きく上昇するという共振性である。投機家にとって日本株式は格好の鉄火場なのである。

その要因としては、
1) 日本株式取引が著しく外人投機家に依存していること?外国人は保有3割、取引6~7割、投機取引9割と言われている。
2) 外国人の日本株投資のうち約2割が為替ヘッジをしているとみられるので、株高時にはヘッジの円売りが、株安時にはヘッジ外しの円買いが起き為替変動を増幅すること?時価総額580兆円×外人保有比率30%×ヘッジ比率20%=為替ヘッジポジション35兆円なので、株が5%下落すれば1.7兆円の円売り需要が発生し、為替と株の共振作用を強める。
3) 日本の対外純資産は2.9兆ドルと世界最大であり、日本投資家は巨額の対外証券投資を保有していること?それがオンオフと変化することで為替変動が高まる、などが要因である。

●円ピークアウトで日本株急反転へ

 この為替と株式の共振性という特徴は当分変わらないと考えられるので、日本株の見通しにあたってはドル円レートがどう動くかは極めて重要である。日本株式の3大決定要因は、①世界リスクテイク指標としての米国株価、②日本経済のファンダメンタルズ、③ドル円レートなのである。よって今後世界的リスクオン、米国株高の環境になれば円安が進むので日本株式はより大きく上昇する可能性が高い。
 
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