今週も、地政学的リスク続き、下値模索続く

(指標)NYダウ

 先週の予測では、アメリカの議会が休会に入り、トランプ政権の経済政策の遅れへの懸念や、シリア爆撃や北朝鮮問題の地政学的リスクから、相場は不安定な動きが続くことになりそうだとしました。

 週前半は、20600ドルをはさんでザラ場では、大きな上下動となるものの、終値では20650ドル台の小幅の値動きでした。しかし、4月12日(水)は、トランプ大統領の「ドルは高すぎる」発言を受けて、10年債利回りが大幅低下し、金融株が売られて▼59ドルの20591ドル、さらに4月13日(木)は、アメリカのアフガニスタンのイスラム国の地下施設をMOABという大規模爆風爆弾兵器で狙ったというニュースを受け、▼138ドルの20453ドルと大幅下落となりました。4月14日(金)は、グッドフライデーで休日でした。

 今週は、シリア情勢や北朝鮮問題で地政学的リスクは継続するものの、北朝鮮が目先何も行動を起こさなければ、1~3月期決算が本格化し、金融株は利益成長率が高い見通しもあり、又、18日が確定申告の期限で、それに伴って退職金が確定し、市場へ流入するという需給的には悪くない状況なので、再び上昇も想定されるところです。但し、上値は限定的と思われます。

 
NYダウ04-17
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、今後の日米貿易交渉で日銀の円安誘導にクレームをつけられる可能性や、地政学的リスクの増大でドル売り圧力強く、109~112円のレンジを想定しました。

 結果的には、トランプ大統領の「ドルは高すぎる」発言や、アメリカと北朝鮮の緊張の高まり、アメリカのアフガニスタンのイスラム国軍事施設へのMOAB(大規模爆撃弾)の空爆などの地政学的リスクの高まりで、ドル急落となりました。4月13日(木)は、109円で追加の「ろく売」が出て、4月14日(金)は、108.55円の安値をつけ、108.63円で引けました。ドル・円は111.6円から108.55円まで急落となりました。

 今週も引き続き、ドル・円の弱含み(円の強み)が想定される。その理由としては、トランプ大統領が先週メディアで「ドルは高すぎる」と発言したことで、ドルの上値は重いままであると思われます。さらにトランプ大統領は、利上げを歓迎していないという見方も浮上し、今後の利上げのスピードが遅れ、円の先高観が続くことになる可能性もある。又、地政学的リスクからの、リスク回避の円買いの流れもあり、目先ドルの上値は110円がフシとなりそうなチャートになっています。基本レンジは、108~110円(市場でのドルの下値のフシは107.5円)。
 
為替04-17
 

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