FOMCでの利上げ発表後の為替の動きに注目

(指標)NYダウ

 先週の予測では、イエレン議長を始めとするFRBのメンバーの発言で3月利上げは確実視され、株式市場はかなり織り込んでいるため高値圏でのもみあいを想定しました。

 結果的に、週末に2月の雇用統計を控え様子見ムードの中、週半ばまでは材料不足もあって軟調な展開となり、3月6日(月)は▼51ドルの20954ドル、3月7日(火)は▼29ドルの20924ドル、3月8日(水)は▼69ドルの20855ドルと3日小幅の続落が続きました。3月9日(木)には△2ドルの20858ドルと小幅反発し、週末の3月10日(金)は2月雇用統計の強い結果を好感する動きとなって△44ドルの20902ドルと続伸して引けました。来週のFOMCでの利上げ確率は93%となっていますので株式市場は利上げを織り込んだ形といえます。

 NYダウは、大統領選以降の大幅上昇に対する警戒感から調整が続いており3月13日前後の提出予定の2018年予算教書の具体的内容に、これまで公約されてきた以上のものがなければ調整の動きは続き、3月14~15日のFOMCでの追加利上げは織り込み済みであり、今後の追加利上げのペースの姿勢がどうなるのか注目となります。追加ペースが早まるようだと株式市場にとってはマイナス要因ですので上値は重たくなります。
 
NYダウ03-13
 

(指標)ドル/円

 先週は、3月利上げの確実性が高まったことで年内3回の利上げの可能性もあり、結果的に日米金利差拡大が意識されてドル買い・円売りの継続が想定されるとしました。112~115円を基本レンジとしました。

 結果的には8日の2月ADP全米雇用報告で雇用者数が予想を大きく上回ったことで3月利上げが確定的となり、10年債利回りが上昇し、114円台後半までドルが買われました。週末の10日(金)は2月雇用統計の非農業部門雇用者数も予想を上回り、失業率も4.8%→4.7%へ改善したことで一時115.51円までドルが買われました。しかしすでに3月利上げは織り込み済みの見方から利益確定売り優勢となって114.76円で引けました。

 今週は週前半は、FOMCの利上げ決定の見通しのためややドル買い優勢と思われますが、すでにイエレン議長をはじめ金融当局者が何度も利上げに前向きな発言をしており、ほとんど織り込んでいると思われます。問題はFOMCでその後の利上げペースに対してどういうスタンスをもっているのかが注目となります。次の利上げが遅ければ目先の利上げは織り込んでしまっているのでドル買いは弱まることになりますが、NYダウは2万ドル台を維持しており先高感がありますのでドル買い要因は依然として残ることになります。113~116円のレンジを想定。
 
為替03-13
 

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