女性の活躍、男性の改革~えるぼしに注目

・海外ではどうか。体験的にいうと、欧米の証券会社で6時をすぎると、社員はほとんど残っていない。欧米の監査法人でも6時をすぎると、人はほとんどいない。夜は速やかに家に帰って、8時から家族で夕食をとるというのが基本である。その後、男女ともに必要に応じて持ち帰った仕事を整理することは普通にある。

・生活習慣はなかなか変えられない。昔禁煙をする時、医者に聞いたことがある。どうすれば禁煙できるのか。医者いわく、たばこを吸いたくなる前の動作をやめればよいと。お酒を飲むと吸いたくなる、酒をやめろ。ご飯を食べると食後の一服がほしくなる、飯を食うな。朝起きると吸いたくなる、朝起きるな。いずれも無理難題である。

・でも、35歳でたばこをやめた。なぜできたか。ヘビースモーカーでのどが痛くなり、医者にいったら、のどがあれている、このままでは癌になって死ぬ、と言われた。それでやめることにした。何らかのショック療法が必要である。

・フランスにいる時、証券会社のフランス人は6時すぎには帰ってしまう。残っているのは日本からの派遣正社員のみ。8~9時まで仕事をして、それから飲み会に出かける。飲み会でも仕事の話が中心である。家につくのは11時~12時。翌朝、会社は9時始業というのに、日本人だけとりわけ早くきている。

・でも、何か特別な日は、その日本人でも定時に帰る。仕事のやり方をそのように仕組んでいけば、何とかなる。

・かつての働き方で偉くなった男性管理職にもかわってもらう必要がある。成功体験をそのまま会社のカルチャーにしてもらっては困る。かといって、働き方を変えて、会社の業績が悪くなるようでは話にならない。

・4月から施行となった「女性活躍推進法」では、1)会社は女性の比率、女性の働きをきちんと把握せよ、2)女性が活躍できるように中期的な行動計画を作り、目標数値を定めよ、3)それを社内外に公表せよ、としている。

・そして、4)それをクリアした企業には認定の印として「えるぼし」(1つ星、2つ星、3つ星)を与えるので、その印を商品などに使ってアピールしてよい。

・えるぼしをとると、政府は公共調達で有利になるように配慮する。新卒の採用に当たっては、学生からの評価が高まることも期待される。現在126社がえるぼしの認定をとっており、89社が3つ星である。

・現在は従業員301人以上の大企業が対象である。300人以下の中堅中小企業にはまだ努力目標であるが、いずれ下までおりてくるようになろう。

・働き方の改革が進もうとしている。在宅勤務、ITの活用、定時退社の徹底、フレキシブルな勤務体制作りなどである。人は時間で働くのではない。同じ時間で、どれだけ付加価値を高められるか。この生産性革命を実現する企業が伸びていく。

・そういう働き易い会社で、女性はもちろん、男性も働きたいと思う。個人としては「毎日が記念日なら」という思いで、時間を作るように意識革命を実践したい。
 

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