(指標)日経平均
先週の予測では、営業日数は3日間であるが20~21日の日米の金融政策の結果を受けて大きく動くことになるが、それは23日(金)になるとしました。
結果的に21日の日銀金融政策決定会合で午後発表の新しい金融政策を受けて急騰し、△315円の16808円となり、為替も102円台半ばの円安となりました。FOMCの結果は利上げ先送りとなったことで100円台の円高進行となり、休日明けの9月23日(金)は▼53円の16754円と反落して引けました。
日銀のマイナス金利の深堀りもなくFOMCでは早期利上げは見送ったおものの12月利上げの可能性高く、どちらかというと円安に進みにくい為替状況です。
日経平均が買われるとしたら、26日の臨時国会召集から政策期待が高まるので内需株が見直される可能性があります。チャートをみると16320円の下値は堅く9月2日の16946円を終値で上回れば、現在の16000~17000円のボックスから16000~18000円のボックス圏への動きが想定されます。この中で17300円→17600円が上値のフシになってきます。
今週は材料不足で16300~16900円の中での動きとなりそうです。本日は引け後のアメリカで大統領候補のテレビ討論会があり、為替に影響する可能性があるとして円高警戒感から▼209円の16544円の大幅反落となりました。