今週は、自律反発あるも離脱の影響は不透明で要注意

(指標)NYダウ

 先週の予測では、23日のイギリスの国民投票を前にリスク回避の流れが続き投票の結果待ちとしました。

 しかし、週始めから残留派優勢の見方から株式市場は上昇し、6月23日には18011ドルと18000ドルを回復しました。ところが国民投票の結果は離脱派の勝利となったことで急落し、一時17356ドルまで下げて終値は▼610ドルの17400ドルで引けました。売転換となり目先下放れの形となっています。

 今週は、イギリスのEU離脱を受け、欧州各国の反応をみながらの下値確認の動きとなりそうです。29日のイエレン議長の発言で早期利上げの後退がより高まればドル売り・円買いとなり、目先は株式は上昇に転じる可能性はあります。中長期でみると欧州の一部の国でEU離脱の動きが誘発されれば、不透明感が残って株式市場は低迷してくることになります。5月19日の17331ドルを終値で切ると17100ドルが次の下値ポイントとなります。
 
NYダウ06-27
 

(指標)ドル/円

 先週は、イギリスの国民投票の結果待ちとしました。それまでは残留支持派の女性議員が射殺されたことで同情から残留支持派優勢の報道でドルの買い戻しが期待できるとしました。結果的に離脱派が勝利し円の急騰(円高)とまりました。6月23日までは、残留派有利の調査報告が相次ぎ、ドルは買い戻し優勢となり6月23日の開票直前には108円台までのドル買い・円売りとなっていました。しかし日本時間の6月24日の午前10時過ぎから離脱派有利となり、午後には勝利が決定すると円は急騰し一時100円を割って99.0円をつける動きとなりました。100円割れは2013年11月以来の円高となります。

 今週は、イギリスのEU離脱後の影響を見極める展開となります。100円を切ると政府・日銀の介入の思惑があることから100~105円の間でのもみあいとなりそうです。日銀の介入思惑とアメリカの早期利上げ後退(ドル売り・円買い)との綱引きとなる状況が続くことになります。
 
為替06-27
 

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