今週も先週と同様、下値は限定的で政策期待が下支え

(指標)日経平均

 先週の予測では、決算のピークも過ぎたことで材料不足となるものの、伊勢志摩サミットを控え景気対策の期待もあることで下値は限定的としました。ただし、上値も限定的で、5月13日(金)のSQ値16845円をぬけることができるかが注目となるとしました。

 結果は、想定通り下値も上値も限定的で、こう着状態となり、5月16日(月)の16391円を安値に円安基調もあって戻りを試す動きとなり、5月19日(木)には16841円とSQ値の16845円にあとわずかと接近するものの、到達できず週末は△89円の16736円で引けました。

 今週は、先週末のG7財務相・中央銀行総裁会議は、期待ハズレに終わったことで上昇材料とはなりませんでしたが、サミットを控え政策期待が下支えし、下値は限定的といえます。上値は先週と同じように5月13日(金)のSQ値16845円を突破できるかどうかとなります。

 本日5月23日(月)は円高にふれたことで先物主導で売りが膨らみ一時▼318円の16417円まで下げましたが政策期待が下支えとなって下げ幅を縮小し▼81円の16654円で引けました。
 
日経平均05-23
 

(指標)NYダウ

 先週の予測では、18日にFOMC議事録の公開が注目になるとし、内容から今後の利上げの可能性をさぐることになるとし、NYダウは17500ドルを下回ると短期の売転換となって戻り売りの形になるとしました。

 週始めの5月16日(月)は原油価格が年初来高値となったことを好感し△175ドルの17710ドルと大幅反発となりました。しかし、翌日の5月17日(火)は経済指標の改善が相次ぎ、利上げ観測からドルが買われて株価は▼180ドルの17529ドルの大幅下落となり、柴田罫線では売転換出現となりました。

 5月18日(水)は注目のFOMC議事録では、大半のメンバーが6月利上げが適切としていることがわかり、為替は1ドル=110円台のドル高・円安となりました。NYダウは一時17418ドルまで下げましたが、金融株の下支えで▼3ドルの17526ドルでしたが、5月19日(木)も利上げを嫌気した流れから17331ドルまで下げて▼91ドルの17435ドルで引けました。週末の5月20日(金)は、利上げを嫌気した売りも一巡し、テクノロジー株中心に反発となって△65ドルの17500ドルで引けました。

 今週は、先週5月17日に柴田罫線で売転換となって5月19日に17331ドルまで下げ、ここから反発して引けましたが、上昇がつづいても戻り売りとなって上値は重い展開が想定されます。アメリカの6月利上げの思惑は、世界経済全体の景気に重石にもなってくるため、サミットで各国足並みをそろえた財政投資ができなければ、相場も低迷から抜け出せない可能性がでてきます。基本は17500ドルをはさんだ±300ドルのレンジを想定。
 
NYダウ05-23
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、18日公表のFOMC議事録の内容が早期利上げを連想させるかどうか、円安がさらに進行するか止まるかとし、基本は107~110円のレンジを想定しました。

 結果的に、発表された経済指標が相次いで予想を上回ったことで、早期利上げ観測から円安が継続し、さらに注目のFOMCはメンバーのほとんどが6月利上げが適切とみていることが明らかになり大きなフシとした1ドル=110円を突破し、週末の5月20日は110.59円まで上昇してドル高・円安となりました。

 今週は、6月利上げ観測の高まりで短期的にはドル高・円安方向が継続すると思われます。110円台はドル売りが多いためドルの上値は重いもののドル売り一巡後は6月利上げ観測の高まりが続けば、4月28日のドル急落前の水準である111円台半ばを目指す可能性があります。ただし、アメリカの金利上昇に対する警戒感が世界に広がり、株価の大幅下落となればリスク回避の円買いが再び再燃する可能性があります。
 
為替05-23
 

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