マイナス金利政策によるデフレスパイラル

米連銀が、慎重にもう少し様子を見てからとしているうちに、米景気の拡大期は7年目に突入した。第二次世界大戦後の平均拡大期が4年10カ月なので、どこかで息切れする懸念が出てきている。このことで利上げがますますし難くなったが、これが8年目、9年目と伸びていくと、利上げはさらにし難くなる。つまり、米連銀は自らが利上げを躊躇し過ぎたためのジレンマを抱えている。
参照図03:米景気の拡大期は7年目に突入する

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驚く人は少ないとは思うが、米経済の拡大ペースは主要国のなかで最も大きい。近年は中国やインドのペースが上回っているが、先進主要国の中では最も強い。

ちなみに、中国の政策金利は「1年物の貸出基準金利」で、2016年4月時点で4.35%、インドの政策金利「レポレート」は6.50%だ。

一方、米国の政策金利である「FFレート」は現在0.25%、2015年12月までは6年11カ月間0%だった。米1年国債の利回りを見ると、5月13日時点で0.52%となっている。

最も強い経済の政策金利がゼロ近辺に長期間張り付いていると、そこより弱い経済の政策金利はどうなるか? 欧州中銀や日銀のマイナス金利政策は、こうした事情を鑑みれば、「仕方がなかった」という理解もできなくはない。
参照図04:強い経済のほぼゼロ金利が、他国の政策金利をマイナスに追い込んだ

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