今週は、外部環境悪化と熊本地震の被害拡大を見極める動きへ

<今週は、外部環境悪化と熊本地震で下値確認へ>
 先週は、12日(火)~14日(木)の3日間で1159円の大幅上昇となりました。新しく材料が出たのかというとそうではなくテクニカル的な割安感になっているところに17日の産油国会合を控え、増産凍結期待から原油価格が上昇し、サウジアラビアとロシアの増産凍結の合意との報道で、1バレル=42ドル台となって欧米株式が上昇し、為替もドル高・円安となったことがキッカケでした、これに中国の貿易統計が改善されたことで世界景気の懸念が後退し、NYダウが5ヶ月ぶりの高値をつけたことで、日経平均も主力株が買われ先物主導で17000円に接近する動きとなりました。又、需給面からは外国人の売り越しが年初から13週連続で5兆円を越える売り越しとなっていましたが、4月の第1週(4~8日)に14週ぶりの326億円の買い越しとなりました。

 これだけ大きく上昇した材料は見当たりませんが、上昇中にいろいろと小さな好材料が出てきたことで、買い方に勢いがついて結果的に大幅上昇したという相場のようにみえます。たとえば、17日の産油国会合でOPECのメンバーすべてが増産凍結に合意すれば原油価格はさらに上昇して大きな好材料となりますが、ロシアとサウジアラビアの合意報道は期待先行のように思われます。イランの原油相は、会合に欠席の報道もあり、原油価格は一時40ドルを切りました。産油国会合がうまくまとまらなければ失望売りとなって為替、株式にも影響する可能性があります。

 IMFは、2016年の世界経済の成長見通しを+3.4%→+3.2%に下方修正しており、楽観視はできませんし、中国経済の動きも不透明です。

 一方で、日本株式にとっては5月の伊勢志摩サミットを控え、安倍政権は株式を上昇させたいところであり熊本地震の悪影響を抑えるために今月末の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和が行われるとの見方もでています。G20では、「通過安競争は回避すべき」という通過安定の声明が出される予定ですので円高への流れはいったん止まる可能性があります。

 日経平均のチャートをみると、目先の上値は3月14日の17294円を終値で突破することですが、その前に16800~17200円は価格帯出来高があついところですので、この水準を突破できるかどうか注目となります。1ヶ月前(3月14日に17294円)に17000円台でもみあってから4月8日の15471円まで下がりましたので、いったん17000円台をつけて目標達成感となったあともみあうと下落の確率が高まります。17000円台に到達せず下落すれば押し目買いの形となって再度17000円を試すことになり、その場合17294円を上にぬけなければ再下落となります。ただし、大きく下げても5月の伊勢志摩サミット、又は7月の参議院選挙に向けて消費税増税延期などの材料待ちとなります。

 本日は、17日の産油国会合で増産凍結がまとまらず失望売りで原油価格が急落、為替も1ドル=107円台の円高、さらに熊本地震の被害拡大も投資家心理を冷やし、先物主導で一時▼593円の16254円まで下げて▼572円の16275円で引けました。先週は大きな上昇でしたが、特に材料がでたわけでもなく下げすぎの大きな反発、上がりすぎれば大きな下落というように今年の特徴は大きな上下動を繰り返して戻りを試していく形になりそうです。つまり、上がり続ける相場にも下がり続ける相場にもなりにくいので、大きく下がったところで買い、大きく反発したところで利益確定して16000円水準で止まるか、再び15500~16000円のボックスにはいるのか見極めるところです。

出島式ズバ株投資情報ブログ
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