(指標)日経平均
先週の予測では、前週のG20での声明の採択やアメリカでは10~12月期のGDPが予想を上回ったことで、利上げ観測が高まり週明けの日経平均は、どう動くのか期待と不安というところとしました。
しかし、チャートの形からは2月26日の16472円とその上の25日移動平均線(29日時点16508円)を上回って引ければ17000円を目指す可能性があるとしました。
週明けの日経平均は、先週末海外で為替が一時、114.0円までの円安進行となったのを好感し、週始めは16464円まで上昇するものの反落となり、3月1日(火)には15857円まで下げ16000円をはさんだもみあいとなりました。しかし、原油高とアメリカの経済指標の改善で海外株式が大幅高となり、3月2日(水)の日経平均は△661円の16746円となって25日線を軽くクリアーし、1ヶ月ぶりの高値となりました。25日線を上回ったことで買い戻しが加速し3月3日(木)は△213円の16960円、3月4日(金)は△54円の17014円と今年始めての3連騰、4連騰となりました。
本日の3月7日は△9円の17024円と小幅高で寄り付き、17026円を高値にジリジリ値を下げ終値は▼103円の16911円で引けました。