金利について

A4:このことが日常生活に与える影響としては、住宅ローン金利の引き下げなどメリット分もありますが、銀行は損をしてまで貸出しはしません。マイナス金利幅の拡大が続くと、取れるところから取るようになってきます。あるいは、住宅ローンが逆に借り難くなることも考えられます。つまり、マイナス金利政策は過当競争を強いますので、弱小の機関は破綻するか、その市場から撤退します。そして、競争者がいなくなると、残ったところが、自由に金利を決めることができるようになるのです。他のローンも基本的には同じです。

 また、短期金融市場やMMFが機能しなくなると、銀行の安定性が損なわれたり、年金、保険の運用者、消費者の選択肢が狭まるなど、結局は国民がそのツケを払います。

 相場が過度に変動している原因は、各国の中央銀行が作っています。日米欧中、その他の中央銀行が未曽有と呼ばれる資金を供給していながら、資金を安全に安定的に運用できる高利回り、高金利商品を消滅させつつあるからです。設備投資も需要に見合う分はし尽してしまい、過剰設備がデフレを招いています。私見では、貧富格差の拡大を是正すれば、需要が喚起されて、設備投資も必要となると見ていますが、どの国の政府も、そこには手をつけていません。

 そこに加えてのマイナス金利政策で、貯蓄や長期投資が美徳とされてきたことが否定され、日常生活でも安定が望めない時代となりました。国民すべてがリスクテイカーになることを求められているようです。これをどう受け止めるかで、自分たちの日常生活も変わると思います。右を見てもリスク、左の見てもリスクなので、逃げ場が見当たりません。自分が取りやすいリスクを見極め、そこに向けて精進することかと思います。
 

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