金利について

A1:代表的な金利は、政策金利、短期金利、長期金利となります。

・政策金利は、昔は公定歩合でしたが、形骸化しましたので、市中の短期金利である「無担保コールO/N(オーバーナイト)物レート」の誘導目標が、政策金利と呼ばれるようになりました。

 黒田日銀は政策金利を設けず、量的緩和を行いましたが、市中銀行が日銀に余剰資金を預ける当座預金のレートを-0.1%にするとし、現状ではこれが政策金利と言えるでしょう。

・短期金利とは、借入期間が1年以下の金利の総称です。

 最も短く、代表的なものが銀行間で当面の資金の出し取りを行う時の金利、「無担保コールO/N(オーバーナイト)物レート」です。オーバーナイトとは、今日借りた資金を、明日返すという意味です。貸し手が呼べばすぐに返るところから、コールと呼ばれます。日銀のホームページに出ている2月19日分の速報値は、平均-0.008%(最高+0.001%、最低-0.040%)でした。最高、最低の差は、銀行間の資金ニーズの強弱、信用リスクの大小を反映します。

 マイナス金利でも貸し出すのは、日銀の当座預金のマイナス金利が-0.1%ですから、最低の-0.040%で貸し出しても損失を少なくできるからです。もっとも、取扱高が史上最低水準となり、短期金融市場が機能しなくなると懸念されています。機能しなくなると、銀行間の急な資金ニーズが満たされなくなり、単なる決済の不首尾でも不渡りなどの危機が訪れることになります。そうなれば、日銀が対処するのでしょうが。

 また、Tビルと呼ばれる短期国債の利回りも、短期金利と呼ばれます。これは国が資金調達(借金)する時に参考となる金利で、金融政策だけでなく、インフレ率や景気見通しを反映した需給により変動します。財務省のホームページから直近で得られるデータ、2月18日時点の国債利回りは以下の通りです。

1年:-0.190%
2年:-0.186%、
3年:-0.189%、
4年:-0.169%、
5年:-0.149%、
6年:-0.153%、
7年:-0.145%、
8年:-0.102%、
9年:-0.040%、
10年:+0.027%、
15年:+0.356%、
20年:+0.747%、
25年:+0.940%、
30年:+1.062%、
40年:+1.206%
 
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 2年以降は中期金利、10年以降は長期金利と呼ばれます。

 1月29日のマイナス金利政策発表後の10日間ほどは、10年国債もマイナス利回りを付けることがありましたが、プラスに戻ってきました。マイナス利回りだと、国は事実上の金利を貰いながら借金することができます。金融機関には事実上の応札義務がありますので、課税に相当すると言えるでしょう。

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