<自律反発から戻りを継続する動きとなれるかどうか?>
今週は、欧米株式の大幅反発と為替の円安を受けて、買い先行となることが考えられます。その場合、どこまで戻るのかは春節明けの中国株式や為替の方向に影響されることになります。あくまでも目先の反発は自律反発であり、ドイツ経済の先行き懸念は高まっており、原油価格もまだ生産調整の話し合いが進んでいません。ドイツ経済については2月16日(火)発表の2月独ZEW景況指数が注目となります。中国株式や欧州株式が堅調となれば日経平均も戻りを試すことになりますが、現時点では大きく下げた株式の反動高という側面がありますので、まだ手放して安心できる局面ではないかもしれません。戻りのあとは、きっかけ次第で値動きの荒い展開となって底打ちを確認する動きとなる可能性があります。但し、日柄調整は2ヶ月半、値幅調整も25%の下げであり、目先は調整はほぼ終了とみることができます。
本日は、先週末の欧米株式の大幅高を受け△295円の15248円で寄り付くと、上げ幅を拡大し為替が円安方向に動いたことを好感し、輸出関連株中心に上値を追う動きの銘柄が相次ぎ、終値は△1069円の16022円と昨年9月29日以来、約5ヶ月ぶりの大幅上昇となりました。
出島式ズバ株投資情報ブログ
http://ameblo.jp/zubakabu80