マイナス金利を評価しての戻りのあとは要注意

<日銀のマイナス金利を好感した流れがいつまで続くか要注意>
 先週の29日、日銀は金融政策決定会合で、追加緩和として民間銀行が日銀に新たに預ける資金に年0.1%の手数料を課すマイナス金利の導入を決定しました。これにより銀行から資金がリスク資産へ流れるとの期待がでてきました。ただしマイナス金利は効果はないとの見方もあるため一時△597円の17638円まで上昇後、今度は▼274円の16767円まで急落し、その後はマイナス金利を前向きにとらえて△476円の17518円で引けました。

 目先は、マイナス金利の評価とともに円安も進行していることで、戻りを試す動きが続きそうですが戻りを試し終わると、今度はマイナス金利の問題点がクローズアップされいったん下落する可能性があります。 というのはこれまで日銀の国債の買い入れによって銀行の資金は潤沢になっているにもかかわらず、貸出残高はあまり増えていません。現在の世界経済の減速懸念がある中では、企業は設備投資は積極的になるほど楽観的ではありません。建設関係などは投資しようにも人手不足で工期が読めない状況です。銀行をしめつけても資金が世の中に出回る可能性は少ないと思われます。

 目先は、日銀のマイナス金利政策を織り込んでしまえば、マイナス金利の問題点を織り込みにいく動きが想定されます。どこまで戻るかは原油価格の動きや為替の動きに左右されることになります。チャートのフシとしては17900円→18100円→18300円があります。但し大きな下げがあったとしも、そこは暴落後の初押しという形になる可能性があります。サミットや参議院選挙も控えていますので、安倍政権としては株高を演出しておきたいところだからです。短期売買の場合は、日銀のマイナス金利を受けて急上昇している銘柄は、いったん利益確定し、もしスピード調整で大きく下げれば再び買うという投資も考えられます。現時点では、上昇中の銘柄にとびつくのは高値づかみしてしまう可能性がありますので、新規の買いは上昇後の押し目を待つスタンスとなります。安値からの上昇幅の1/3~1/2押しを待つのがいいと思われます。

 本日は、日銀のマイナス金利を受けた海外株高の流れを引き継ぎ△181円の17699円と買い先行となりました。その後、中国の経済指標の悪化を受けて伸び悩む場面がありましたが、午後には再び上げ幅を拡大し一時17905円まで上昇し、終値は△346円の17865円となりました。1つ目の上値ポイント17900円をクリアしましたので次は18100円水準となります。

出島式ズバ株投資情報ブログ
http://ameblo.jp/zubakabu80

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> マイナス金利を評価しての戻りのあとは要注意