S&P 500 月例レポート

12月の1.75%の下落により2015年の年間リターンはマイナス0.73%に

12月は前月からの反発期待にもかかわらず値下がりという結果に終わり、またもや市場にとって厳しい月となりました。10セクターのうち6セクターが値下がりし、S&P500指数は月間で1.75%の下落(配当込みで1.58%の下落)となりました。下落率が特に大きかったのはエネルギーの10.0%です。原油価格は30ドル半ば~後半で推移し、複数の調査レポートが20ドルになると予想しています。エネルギーは年間で23.55%値下がりし、断トツの最下位でした。エネルギーを除くと、S&P500指数の年間リターンは1.37%のプラスでした。コモディティ価格の下落により、素材も大幅に値下がりし、12月は4.43%、年間では10.36%という2桁の下落となりました。12月に最も健闘したのは2.51%上昇した生活必需品で、年間でも3.77%の上昇で終わりました。一般消費財は、個人消費に対する懸念が払拭されず、また実店舗vsネット販売の戦いが続いていることから12月は2.97%値下がりしましたが、年間では8.43%のプラスとなり、全セクターの中で最も高いパフォーマンスでした。ヘルスケアは、2016年度のオバマケアの申請件数が予想以上に伸びたことで12月は1.61%値上がりしました。オバマケアの収益性に対する懸念は残っていますが、現時点では、主に売上高の伸び(健康保険加入者数の増加に伴う)を背景にヘルスケアセクターの利益は上向いています。2015年の上昇率は5.21%、2年間では29.73%と、いずれも高い数字となっています。2014年に最も高い上昇率を記録した公益事業は、12月は反発して1.85%値上がりしましたが、年間騰落率をプラスに引き上げるには足りず、2015年は8.39%の下落で終わりましたが、2年間では依然として13.86%の上昇となっています。

12月は183銘柄が値上がりし(平均上昇率は3.70%)、321銘柄が値下がりしました(平均下落率は6.41%)。上昇率が10%以上となったのは8銘柄で、下落率が10%以上となったのは58銘柄でした。年間の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の差はマイナスで終わり、215銘柄が値上がりし(平均上昇率は17.99%)、282銘柄が値下がりしました(平均下落率は20.31%)。上昇率が10%以上となったのは139銘柄で、下落率が10%以上となったのは191銘柄でした。1月は決算発表シーズンを迎えることから、市場ではボラティリティの上昇が予想されます。全体では、低調だった第3四半期に比べて第4四半期は増益が予想されますが、各社が発表する年間ガイダンスとウォール街の予想が比較され、2016年の利益見通しが市場を大きく左右することになりそうです。
 
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