今週は中国株安と週末にアメリカ11月雇用統計控え2万円を前にもみあいか

(指標)日経平均

 先週の予測では、柴田罫線では2万円のフシの前にもみあう展開ですが、ここを突破すれば20100~20350円の上値抵抗ゾーンがあるとしました。
 結果、日経先物は11月26日と27日に2万円にタッチするものの、日経平均は11月27日に19994円とあと6円とせまるものの、2万円に到達できず終値は▼60円の19883円でした。11月25日(水)はトルコ軍がロシア軍機を撃墜したという地政学的なリスクから19786円まで下げる場面がありましたが、政策期待が下支えし▼77円の19847円でした。その後は2万円を前にもみあいとなりました。
 今週はアメリカでは週末に11月雇用統計を控え、その前には多くの経済指標の発表があり、12月15~16日のFOMCでの12月利上げがより確実になるのかどうかNYダウがどう動くかに日経平均は影響されることになります。先週末に一億総活躍社会の実現に向けて「アベノミクス3本の矢」の緊急対策を決定しており下値は底堅いことからアメリカ株式次第で2万円台回復が期待できます。
 本日11月30日(月)は先週末の中国株式の大幅下落を嫌気し▼26円の19857円で寄り付くと下げ幅を拡大し、後場には中国株式が本日も下げ幅を拡大したことで、日経平均は一時19707円まで下落し終値は▼136円の19747円で引けました。

日経平均11-30

(指標))NYダウ

 先週の予測では、11月26日(木)の感謝祭で休日、翌11月27日(金)は短縮取引であることから、週後半は出来高が細ってくることが想定され高値圏でのもみあいとなりそうだとしました。
 結果、想定通り感謝祭を控えて様子見ムードにより週始めからせまい範囲のもみあいが続き週末は原油価格の下落が上値を押さえ▼14ドルの17798ドルで引けました。週間の値幅は100ドル強ぐらいの狭い値動きでした。
今週は12月15~16日のFOMCでの確実視されている利上げを見据えて12月1日の11月ISM製造業景況指数、12月2日のベージュブック公表、12月3日のイエレン議長の議会証言、12月4日の11月雇用統計があり、大きく悪化しない限り12月の利上げは確実となり、相場下支え要因となります。まずは11月3日の17977ドルを終値で上回り18000ドルにのせるような展開となるかどうかに注目となります。上値の重いところにさしかかってきます。

NYダウ11-30

(指標)ドル/円

 先週の予測では、12月利上げが確実視される中、利上げのペースに影響を与える経済指標や当局の発言が注目されるものの、方向感はなく123円をはさんだもみあいを想定
 結果的には、123円からの上値重く122.3~123円のせまい範囲の値動きとなりました。12月3日のECB理事会での追加緩和期待でユーロの一段安、ドルは主要通貨に対してマチマチの動きとなり、ユーロ安・円高と日米金利差期待からドル高・円安との関係で大きく動けない状況となっています。
 今週はユーロ圏の追加緩和を織り込んでしまえばドルは底堅い動きとなります。12月15~16日のFOMCでの利上げは確実視されており、それを確認する意味で今週末の11月雇用統計がポイントとなります。ただし、12月利上げの確実性が高まっても利上げのペースは穏やかとの見方から大幅な上昇はないと思われます。122.5~123.5円のレンジを基本とする動き。

為替11-30

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