2016年の相場展望 ~ 先進国の好況と中国経済不振の相克 ~

それはアメリカの雇用を見ても明らかです。1995年以降のアメリカのセクター別の雇用を見ると、リーマンショックで大幅な雇用の落ち込みが建設業、あるいはIT産業や製造業で起きたのですが、ここ数年間の辛抱強い金融緩和により、教育、医療、サービス、娯楽、観光、そして流通など、サービス分野で着実な雇用回復が見られることがお分かりなると思います。つまり、新たな経済の牽引役はもはやモノではなく、サービス。これがIT革命の結果、アメリカの消費を押し上げてきた現在の大きな特徴だと思います。

★図表5-6

ということで第一に原油、第二に消費が本格的に良くなる。そして第三にアメリカの住宅が着実に回復する局面にきたというのも前にご説明したと思います。アメリカの住宅バブルの崩壊以降、アメリカの住宅建設が大きく落ち込み、この住宅建設の低迷が景気を押し下げてきました。しかし、住宅建設が停滞した結果、賃貸の空き家率が大きく減り、貸家需給が改善してきた、ということも先日ご説明しました。

★図表7-8

それからもう1つ、家を買いたい人が借金をして前のように自由には家を買えなくなり、持家比率が大きく低下したということもお話ししたと思います。持家比率はピークの69%が今63%まで下がっています。このように持家比率が下がったということは、逆に言えば、これから借金をして住宅を買うという潜在的な需要が大きく蓄積されているということが言えます。つまり、住宅においては貸家と持家の両方から需要が押し上げられる場面にアメリカ経済は入ろうとしている、ということが言えます。これが第三のプラス要素と言っていいと思います。

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