異説・中国経済論 ‐中国は失速するか、世界株安の犯人は中国か‐

Ⅱ、世界株安・中国犯人説の検証

(1)元高・円安の通貨情勢

 人民元はこの3年、大幅に上昇した。8月11日の人民元切り下げ直前の状況をみると、今7月は2012年11月に比べ、人民元は日本円に対し12.8円から20.2円へ(57%高)、米ドルに対し0.159㌦から0.164㌦へ(2.9%高)上昇した(表3)。
★表3 人民元・日本円・米ドルの為替相場

 実質実効為替レートも(表4)、人民元は20.5%上昇、逆に日本円は28.7%の円安である。つまり、主要国で見ると、中国は世界で一番の“通貨上昇”の国、日本は世界で一番の“通貨安”の国である。人民元がこれだけ上昇しているわけだから、中国の輸出が伸びないのは当然である。(日本は世界一の通貨安の国であるのに、なぜ輸出が伸びないのであろうか)。

 8月11、12、13日と3日連続で、人民元の基準値切下げ(下落幅は4.5%)を行ったが、それでも、中国が世界一の通貨高であることに変わりはない。輸出の回復には時間がかかろう。
★表4 実効為替レートの比較

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