日本株短期反発場面へ、勿論長期ブルシナリオは不変

2. 米国利上げ、金融引き締めが世界の流動性を枯渇させ新興国通貨危機、世界リセッションをもたらすという悲観仮説

⇒ 9月に米利上げが行われたとしても、世界の潤沢な流動性環境はまったく変わらない。利上げをするにしてもリスクテイク環境(=流動性環境)を変えないよう配慮されることは、FRBの幹部によって何度も説明されている、そして万一何か想定外の事態(中国金融危機など)が起きた場合、新たな金融緩和QE4があり得ることは自明である。また日欧はQEという空前の金融緩和途上にありその追加の余地も大きい。

図表2に見るように米国金融市場の流動性環境を示すクレジットリスクプレミアムは年初来上昇しているもののその水準は、危機とは程遠い安定性を示している。

★図表2

そもそも「フリーハンド(政策遂行上のディレンマがない)を持っている全知全能(つまり他の誰よりも能力があり、だれよりも知恵がある)と見られているFRBが政策を誤り世界を不幸に陥れる」等という悲観仮説に誰が確信を持てるのだろうか。確信が持てないとすれば、株を売り続けることはできない。FRBが不幸の引き金を引くという仮説が全く説得力を持たないのは明らか。

利上げがなされたなら、FRBは米経済に十分な自信を持っていると市場は歓迎するだろう。利上げが先送りされたなら、FRBは危機管理モードに入っておりQE4など新たな追加策もあり得ると安心感を高めるだろう。いずれにしても、9月16日、17日のFOMCはリスクテイク開始の合図になると考えられる。

米日欧先進国経済の加速が確信される現在の場面で、アジア通貨危機やリーマンショックなどの危機はあり得ず、今回の夏の暴落は「真夏の夜の悪夢」であった可能性も出てくる。

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