S&P 500 月例レポート

調整局面がついに再燃 ―― だが、いつまで続くのか

2015年8月のS&P500は6.26%値下がりして1,972.18で取引を終え、月間騰落率は2012年5月のマイナス6.27%以降で最大のマイナスとなりました。月中の底値(2015年8月24日、1,867.01)時点での騰落率はマイナス11.26%で、株式市場は2011年10月以来の正式な調整局面に入りましたが、最終的に月間騰落率はその水準から大幅に上昇しました。8月末の反発の結果、株価は2015年5月21日に付けた終値ベースでの最高値2,130.82を6.70%下回る水準となり、2014年末の終値2,058.90から4.21%下落、1年前の終値2,003.37から1.56%の下落となりました。8月は10セクター全ての月間騰落率がマイナスとなりました。これに対して7月にマイナスだったのは3セクターでした(7セクターは上昇)。電気通信サービスセクターのパフォーマンスが最も良く3.36%の下落にとどまりました。公益事業セクターがそれに続き、7月は6.01%上昇して最も好調なセクターだったのに対して、8月は4.01%下落しました。ヘルスケアセクターが最も振るわず、利食い売りが下落に拍車をかけたことから8.05%下落しましたが、年初来ではなお2.72%の上昇となっています。一般消費財セクターは6.56%下落しましたが、年初来の騰落率では最も好調なセクターでプラス3.72%となっています。エネルギーセクターは低迷したものの、原油価格が上昇したことから月間騰落率はマイナス4.69%まで持ち直し、年初来では17.45%の下落となりました。素材セクターは5.78%下落し、年初来の下落率は11.04%となりました。8月は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回りました。7月は292銘柄が値上がりしましたが、8月は60銘柄しか値上がりしませんでした(平均上昇率は4.87%)。一方、月間の値下がり銘柄数は7月の208銘柄に対して442銘柄でした(平均下落率は7.01%)。上昇率が10%以上となったのは7銘柄で、7月の39銘柄から減少し、下落率が10%以上となったのは83銘柄で、7月の40銘柄から増加しました。

9月に注目されるのは9月16-17日のFOMC会合で、FRBが利上げに踏み切るか否かでしょう。どのような決定が下されるにせよ、会合後の声明と四半期ごとの経済見通しの改定が発表される午後2時(2015年9月17日)前後と、午後2時30分に予定されているFRB議長の記者会見の最中は、売買が活発に行われる見通しです。9月末には企業から業績以外のレポートがいくつか発表されるのと、企業による業績ガイダンスが増加している(通常、悪い材料に先んじようとして行われます)ことから、決算発表に注目が集まり始めます。統計的に言えば、9月は1年で最も低調な月です。

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