外国人個人投資家の日本株ETF買いによる株式市場の上昇

(図4)
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出所:スパークス・アセット・マネジメント

 MSCI Japan Minimum Volatility Indexのような低リスク型指数に連動するETFが買われると、中型寄りの大型株のみが上昇しやすいという、とても特殊なことが起きます。実際、今年に入ってから特殊なことが何度か起き、たまたま中型寄りの大型株の銘柄を持っていなかったアクティブファンドが苦戦するということが何度か見られました。

 しかし、この現象は個別企業の業績などのファンダメンタルとは全く関係ないものです。魅力的な個別銘柄を選んで買う投資家にとって、この現象は企業のファンダメンタルと関係ない要因での株価変動を起こすため、保有銘柄の株価は振るわないこともあり、苦しいものとなることもあります。しかし、市場の上昇とは関係なく割安な銘柄が放置されたままになっていることも考えられます。魅力的な銘柄を安く買うチャンスが、まだ続いているとも見ることができるわけです。

*1 2015年6月末現在。詳細は、
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/

*2 2015年6月末現在。詳細は、
https://www.msci.com/documents/10199/78a2d66c-74d6-422b-bb03-e54542d30152

*3 縦軸は小さい値付近を拡大して見やすくするために、log[組入比率(%)+1]とした。

*4 2015年6月末現在。詳細は、
https://www.msci.com/documents/10199/ab8bdecf-c465-4d6e-9388-67f5f7e49c22

図1:TOPIXとMSCI Japan Indexの組入比率。MSCI Japan Indexは大型株を大きく組み入れ中小型株をあまり組み入れていないことが分かる。
各種webサイトの情報をもとにスパークス作成。
TOPIXは2015年6月末現在。詳細は、
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/
MSCI Japan Indexは2015年7月10日現在。この指数との連動を目指したiShare MSCI Japan ETFの組入比率を用いた。詳細は、
https://www.ishares.com/us/products/239665/ishares-msci-japan-etf

図2:iShares MSCI EAFE Minimum Volatility ETF 運用残高。低リスク型ETFの残高が今年に入ってから特に増えている。Bloombergよりスパークス作成。

図3:TOPIXとMSCI Japan Minimum Volatility Indexの組入比率。中型寄りの大型株を非常に大きく組み入れ、超大型株と中小型株の組み入れが少なくなっていることが分かる。
各種webサイトの情報をもとにスパークス作成。TOPIXは図1と同じ。MSCI Japan Indexは2015年7月10日現在。この指数との連動を目指したiShare MSCI Japan minimum Volatility ETFの組入比率を用いた。詳細は、
https://www.ishares.com/us/products/264613/ishares-msci-japan-minimum-volatility-etf

図4:図3のうち上位30銘柄を拡大して表示。

※当コラムは執筆者の見解が含まれている場合があり、スパークス・アセット・マネジメント株式会社の見解と異なることがあります。

このページのコンテンツは、スパークス・アセット・マネジメント㈱の協力により、転載いたしております。

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