中国の衰弱でグローバル分業参画の機会が高まる新興諸国

またタイをハブとするASEANの産業集積は一段と強まっていこう。ベトナム、ミャンマーや労働賃金の非常に安いフィリピンなども、投資対象として浮上してきている。NAFTA加盟国のメキシコやトルコも、中国地盤沈下の恩恵を受ける可能性がある。そもそもリーマンショック以降の中国への製造業産業集積の過程で、インド、ベトナム、タイ、マレーシアなどのアジア諸国は、中国に大きく財の供給を頼る構造が強まっていた。図表4~7に東南アジア諸国の相手国先別輸入比率推移を示すが、各国市場に中国(紫色)が大きく浸透してきたことがわかる。

今後各国の産業集積が高まることにより中国からの輸入代替が進行するだろう。あたかも巨木が倒れた後に若木が生育するように、中国に一手に占有されてきた生産要素の新興国各国への拡散が進展するが、それは中国が担ってきた機関車の役割を多くの新興国が代替することを意味する。中国失速が世界経済の成長を押し下げるとは必ずしも限らないのである。

★図表4-5

★図表6-7

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