星野リゾート・アセットマネジメント 秋本憲二社長インタビュー

安定と成長の両立目指す

 「星野リゾートグループでは基本的に一人のサービススタッフがフロント、レストランサービス、調理、客室清掃と四職種を兼務する体制を取っているので、一人あたりの生産性も上がり、健全な勤務シフトを敷くこともできる。結果として意識の高い従業員が集まり出し、現在では、就職人気でも上位に入るようになった。数年前には25%程度だった星野リゾートグループのブランド認知度も、最近の調査では60%を超えるところまできた」

――星野リゾート・リート投資法人について

 「13年7月に上場した時の初値が57万円で、現在は130万円を超えている。上場する前は、我々が上場を志していることに対して反対意見の方が多かった。何と言っても保有資産6物件、150億円という“世界最小”のREITだったから。それに「『木造の建物をREITに組み入れるなんて聞いたことが無い』と(笑)」
 「その後2年間で順調に資産を増やし、現在では38物件、405億円の資産規模になった。ポートフォリオの構成は、星野リゾートグループの主要3ブランド、『星のや』『星野リゾート 界』『星野リゾート リゾナーレ』の9物件が固定賃料ベースで53.8%を占め、他に星野リゾートグループ以外のオペレーターが運営するホテルを29物件保有している。シンプル・カジュアルなロードサイド型ホテル『チサンイン』、高いデザイン性を有する『カンデオホテルズ』、世界第2位の国際的ホテルチェーン『コンフォートホテル』だ」
 「今後は、星野リゾートグループの運営施設構成比50%程度を維持しながら、外部オペレーターの運営施設も積極的に取得していく。20年までに1000億円の保有資産達成が目標だが、出来る限り前倒しで目標達成できるよう施設取得の検討をしていきたい。星野リゾートと言えば、高級リゾートといったイメージを持つかもしれないが、私たちの事業ビジョンは『全ての旅のニーズに応えたい』というもの。個人的には世界中の若者が宿泊できるカジュアルなホテルチェーンなどは、日本にもっと増えてもいいと思う」

日本の観光産業への投資

――最後に全国の投資家に向けひとことを

 「星野リゾート・リート投資法人を立ち上げたのは、『日本の観光産業に、誰もが投資できる環境をつくりたい』という想いから。これまでは、観光産業への投資はリスクが大きいと一般的に考えられていた。
 だが、基本的にREITは、安定したインカムゲインを得られるよう設計された堅実な投資商品。しかも星野リゾート・リート投資法人は、総資産に対する有利子負債の比率、LTVが全REITの中で最も低く、新規物件取得余力も大きい。安定と成長の両立を目指している」
 「かつて、高度経済成長に突入する前、多くの個人投資家が自動車産業や電機産業に、日本経済発展の願いを託して投資をしていた時代があった。私は現在の観光産業も同じ状況にあると思う。将来有望な日本の観光産業を応援し、投資したいと考える皆様は、是非、星野リゾート・リート投資法人に注目して欲しい」

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星のや 京都(左)と星のや 軽井沢

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