泉州電業 西村元秀社長インタビュー

海外売上高比率を中期的に30%へ
19年10月期売上高1000億円目指す

──今後の見通しについて

0625_photo2 「現在、国内最大の需要地域である関東での売り上げ増強に取り組んでいます。当社の関東地域の売り上げ構成比は2割弱であり、業界平均の3割超と比較しても低い状況ですが、それは、伸びシロが十分にあることを意味しています」
 「東京東営業所(千葉県柏市)の新規開設に続き、埼玉営業所を拡充、東京西営業所の自社物件化など営業基盤の強化を行っております。これに加えて、大電流・高電圧用のコネクタメーカーのエヌビーエス、今年3月には、自動車業界向け制御装置に強みを持つアシ電機のグループ化を行い、積極的なM&Aを含めて業容拡大に向けて取り組んでいます」

──海外戦略について教えてください

 「人手不足が顕著になりつつある中国で、日系自動車業界向けに製造現場で活躍する産業用ロボット向けケーブルの需要の取り込みを図り、納入シェアを拡大しております。上海、天津、そして、今年5月には広州にも拠点を増やし販路を拡大しています」
 「また、東南アジアでは、フィリピンの現地法人で事業を開始しました。この現地法人では、FAケーブルを主体としたハーネス加工業務を中心に、アジア市場に進出する各企業との連携を強化していきます。これら中国、タイ、そして、フィリピンの現地法人に加え、台湾、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、インドへの進出も視野に入れています。これらの取り組みにより、現状で5%未満の海外売上高比率を中期的には30%に高めていきたいと思っております」
 「19年10月期を最終年度とする中期経営計画『チャレンジ70』での目標である売上高1000億円、経常利益50億円達成へ向けて業容拡大に取り組んでいきたいと考えております」
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各種電線のストックアイテムは業界ナンバーワン

●記者の目

 株主への還元も積極的であり、安定的な配当に加え、株主優待(1000円の図書カード)の贈呈も行っている。実質無借金経営と財務内容は良好で、堅実経営により着実に業績拡大を続けている。国内では、関東圏への展開を加速化させ、中長期的には海外での事業拡大も期待できる。売り上げ増につながる銅価格が緩やかな右肩上がりを続けていることも追い風だ。東証1部への指定替えの可能性も高く、攻めの経営による業容拡大が期待できる同社に引き続き注目していきたい。

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