今週は、ギリシャの国民投票を巡って下値模索の展開へ

(指標)日経平均

 先週の予測では、ギリシャ債務問題の結果次第では上下どちらかにブレる可能性があるものの、基本的には2万~20500円のボックス圏での日柄調整としました。但し、22日(月)の時点で△253円の20428円となって柴田罫線で買転換に回復したことで、今週はもみあいの上放れとなる可能性としました。
結果的に、22日(月)の△253円の20428円で買転換後の23日(火)は、ギリシャ支援合意期待から欧米株式が大幅高となったことを受け△381円の20809円となって、今年の最高値5月28日の20655円を終値でクリアーし、2000年ITバブル時の高値20833円にタッチ寸前となりました。そして24日(水)は20952円まで上昇し終値で△58円の20868円となってITバブル時の高値を更新し、本格的な上放れとなりました。その後は、目標達成感から一服となって2日続落となり、週末26日(金)は▼65円の20706円で引けました。
先週末にギリシャの7月5日(日)の国民投票という表明を受けて、EUは当面ギリシャ支援を打ち切る方針を打ち出しました。これを受けてギリシャのデフォルト懸念が高まり、週明け29日(月)は急激な円高もあって▼596円の20109円の急落となりました。6月18日の19990円を切ってくると75日移動平均線(29日19924円)を試す動きとなってきます。ギリシャのデフォルト懸念がより強まれば、世界同時株安となって19500円水準も考えられ、その場合は急反発へとつながっていく可能性が高くなります。

日経平均6-29

(指標)NYダウ

 先週の予測では、ギリシャ債務問題や上海株式に影響を受けるものの、チャート上では強弱感が対立しており、高値圏でのもみあいが続くとしました。
週の前半は、ギリシャ支援合意への期待から欧州株式が大幅高となり、NYダウも23日(火)は18188ドルまで戻りました。しかし、その後はギリシャ支援協議が再び不透明になってきたことや著名投資家から過熱感が指摘されたことで大幅反落となり、25日(木)には17890ドルまで下げ、週末26日(金)は△56ドルの17946ドルで引けました。
今週は、週末の雇用統計と7月5日(日)のギリシャの国民投票が焦点となります。当初は、6月30日のギリシャのIMFへの返済期限が過ぎれば何らかの形で不透明感が晴れると思ってましたが、突然の7月5日(日)のギリシャの国民投票表明で、不透明さが増してきました。7月3日(金)は独立記念日で休場のため、2日(木)に6月雇用統計の発表がありますが、ここでは利上げ開始の時期を示すような結果になるのかどうかが注目となります。6月15日の17698ドルを終値で切ると再び売転換となり、3月26日の17579ドルを切ると目先調整入りとなる形です。

NYダウ6-26

(指標)ドル/円

 先週の予測では、アメリカの金利引き上げによるドル高・円安の流れは、FOMCでの穏やかな引き上げになるとの発言から当面は一服となって、122~124円のレンジを想定しました。
 結果的には、FRB理事が9月と12月に利上げを見込むとの発言や、24日(水)発表の1~3月期GDPが上方修正されたことで124.38円までドルが買われました。しかし、ギリシャ債務問題が不透明となり、123円台前半まで売られ、週末26日(金)は123.84円で引けました。
 今週は、7月2日(木)の6月雇用統計が手掛かり材料となりますが、突然にギリシャの7月5日(日)のギリシャの国民投票が表明されたことで、ドルが売られやすい状況となりそうです(リスク回避の円買いへ)。121~124円のレンジを想定。

ドル円6-26

1 2

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 今週は、ギリシャの国民投票を巡って下値模索の展開へ