2015年6月1日時点での主要市場見通し

シナリオの背景

・世界の主要市場の動向について、短期警戒(世界的な株安、円高)、中長期楽観(世界的な株高、円安・外貨高)を予想する。
・世界的には、景気は持ち直しを持続している。米国では、1~3月期の実質成長率(前期比ベース)がマイナスに修正されるなど、足元の景気の強さについて疑念が生じている。しかしこれは、昨年と同様の厳冬・大雪による経済活動の停滞や、西海岸の港湾ストの影響(※1)が大きいと推察されている。米国の主要な経済指標のなかでは、鉱工業生産はもたついているが、他の指標は底入れとも見える動きを示している(図表1)。

(図表1)
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・日本国内も、昨年最大の悪材料は、消費増税による国内消費の冷え込みであった。消費者心理を表す消費者態度指数は、増税直後の2014年4月に加えて、11月も「二番底」の様相を示し、消費者心理改善の遅れを示していた(図表2)。しかしようやく心理改善が徐々に明確になってきている。この背景にはベースアップが力を貸していると推察され、2015年、2016年と、消費増税なしのベア2回を経由して、内需の緩やかな回復基調が持続しよう。
・一方で、円安が進展している割には輸出数量の伸びが相変わらずはかばかしくない(図表3)。ただし輸出企業は、数量が伸びなくとも採算面では円安のプラス効果を享受していると考えられる。企業業績は、今年度(2016年3月期)も10%強の増益が見込まれるため、こうした企業収益の改善が中長期的な国内株価の支持要因として働くと期待できる。

※1 西海岸の港湾ストについては、労使双方が、新しい労働協約に5月20日に合意し、現在では荷役作業も正常化している。なお、荷役の正常化は、労使の暫定合意が結ばれた2月20日から、ゆっくりと進んではいた。

(図表2)
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(図表3)
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