ピケティ氏、水野氏を超える論点、r1>g>r2をどう解くか

ミラー:
武者リサーチ、ディレクターのミラー和子です。武者さん現在の経済と市場を理解するうえで最も基本的な鍵は何か、非常に抽象的な問いですが、なぜそのような問いが必要なのでしょうか。

武者:
恐らく、どなたも今のマーケットや世界経済、そして政策の動きに困惑していると思います。これが正しい見解で、こうすればこうなるという定見を、誰も持ち合わせていない。非常に多くの人が異なる意見を言い、一般の方々は様々なオピニオンリーダーの意見を聞いて、益々混乱してしまうということも起こっていると思います。そこで、現在、経済・市場で展開されている最も大事なことは一体何かということを少し私なりに説明してみたいと思います。

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東日本大震災から4年の年月が経ちましたが、今後も大震災のことを忘れることなく、そして未来の日本を支える活力ある企業群、またそれら企業群を支える日本の金融市場の方向性について語り合う場を提供させていただきたく、『義援金セミナー2015』を開催いたします。
今回のセミナーでは「経営トップに聞く日本企業の活力」と題し、日進工具株式会社取締役会長の後藤勇氏をお迎えし、武者陵司、鈴木行生を交えた対談を企画しております。また、昨年に引き続き、気鋭のアナリストやファンド・マネージャーによる討論会を実施いたします。皆様のご参加をお待ちしています。
日 時:2015年5月9日(土)13:15~16:45 (12:45受付開始)
会 場:東京証券会館 8Fホール
※ 当日会場受付にて義援金「1口3,000円」をお願いいたします。
義援金は主催者を通じて全額「東日本大震災こども未来基金」に寄付いたします。
セミナーのお申し込みは弊社HPこちらのページから ↓ ↓
http://www.musha.co.jp/event/54f95326-88d4-42e7-b411-3cd385f2cfe7
みんなの株式」サイトからもお申込できます → https://money.minkabu.jp/gienkin2015
武者:
その最大のポイントは、資本のリターンと成長との兼ね合いだと思います。「r=資本のリターン」が「g=成長」よりも大きいという、不等式「r>g」は皆さんよくご存知、大ブームになったトマ・ピケティ氏の議論ですよね。トマ・ピケティ氏は、資本のリターンが著しく高く、一方、成長が低いということによってどんどん格差が拡大していく。このまま格差が拡大していくと、経済は退廃していくので、この格差拡大を是正する政策が必要だ。彼は、資本に対する累進課税を国際的に導入するのが正しいのではないかと言っている訳です。確かにそういうことも起こっています。米国ではたった1%の人が圧倒的富を支配しているということで、ニューヨークで「Occupy Wall Street」という運動も起きた訳です。格差論がブームになる現実的な経済情勢というのがある訳です。

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