S&P 500 月例レポート

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投資家が押さえておくべきポイント
・株価のボラティリティが高まっていますが、世界のイベントも活発化しています。中東では、一部の政治家が姿勢を転換するなど、スコアカードでもなければ、各国・勢力間の同盟・敵対関係を見極めるのが難しい状況にあります。原油価格は1バレル40ドル台前半から50ドル台の25%の値幅で安定的な値動きとなっています。
・S&P500の2015年第1四半期EPSは前年同期比2%減と予想されていますが、エネルギーセクターの同64%減予想を除くと、同5%増と予想されます 。
・エネルギーセクターがS&P500の2015年第1四半期EPSを押し下げるかもしれませんが、個別企業レベルでは、同四半期の目標未達の理由としてドル高を挙げる企業が相次ぐと予想されます。
・石油および石油関連コモディティ企業による減配が、全体の増配率を押し下げているものの、配当の伸びは依然として高く、第1四半期には過去最高を記録し2015年通年でも過去最高の更新が予想されます。これに関連して、小型株でも配当を開始する企業が増加傾向にあり、新たなトレンドとなっています。

考えのメモと注目のポイント:
・原油価格下落による、消費者の所得、生産コスト、輸送費への持続的かつ累積的な影響、また、衣料品や電子部品を中心に輸入製品に対するドル高の影響は、どの程度になるのでしょうか?そして最終的に、これらの節減分がどの程度消費者(家計あるいは企業)に還元され、また、どの程度消費者の「懐に収められる」ことになるのでしょうか?
・輸入デフレの程度が注目されます。インフレ率のFRBの2%目標からの乖離が利上げにとって問題となっているためです。 
・最近のM&Aの増加はM&Aシーズンの幕開けを意味するのでしょうか、それとも、一部企業レベルの一時的な加熱に過ぎないのでしょうか?
・ネット中立性に関する新たな規則に関連した買収、再編、提携に向けた動きは、まだ 未知数の段階です。
・Exxon(XOM)とApple(AAPL)は従来4月に配当に関する方針を発表してきた経緯もあり、Exxonに関しては、据え置き、減配、増配のいずれになるかが議論されていますが、(32年連続増配の実績から)小幅増配との予想が大勢のようです。Appleに関しては、同社製品に関する一部予想と同様、大幅増配が発表されるか議論されています。同社の現在の年間総配当額は110億ドルで、2014年には450億ドルを自社株買い戻しに充てています。

基本統計:
・S&P SmallCap 600の配当実施企業は過去最高の325社と2013年末から10.5%増加しており、現在では配当実施企業の増加がトレンドとなっています。
・エネルギーおよびエネルギー関連企業が米国の減配銘柄の半数以上、また、総減配額の80%を占めています。
・2014年のS&P500構成企業の総株主還元額は9,030億ドルと過去最高を記録しましたが、企業の保有キャッシュも過去最高の1.3兆ドルに達しており、2015年の株主還元額はこの記録を上回る態勢にあります。
・2015年第1四半期の総配当額は935億ドルと過去最高を記録しましたが、現時点での各社の配当の発表に基づくと、第2四半期はこの数字を上回るとみられます。
・情報技術セクターは第1四半期に0.17%上昇しましたが、Appleの12.7%上昇を除くと2.59%下落しました。
・S&P500は3月終値で2,067.89ポイントをつけましたが、2014年6月の終値時点(当時の原油価格は1バレル105ドル)以降エネルギーセクターを除いた場合、3月の終値は2,134.05ポイントとなります。

4月のフューチャー・ショック
過去の実績を見ると、4月は62.1%の確率で上昇しており、上昇した月の平均上昇率は4.47%、下落した月の平均下落率は3.82%で、全体の平均騰落率はプラス1.32%となっています。4日: ADP全米雇用報告。

FOMCの会合:
4月28-29日、6月16-17日※、7月28-29日、9月16-17日※、10月27-28日、12月15-16日※
※議長の記者会見が通常、米東部時間午後2時に行われます。また、四半期ごとの経済見通しの改訂も発表されます。
 

ハワード・シルバーブラット
S&P ダウ・ジョーンズ・
インデックス
シニア・インデックス・アナリスト

本翻訳は、英文原本から参照用の目的でS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(SPDJI)が作成したものです。
SPDJIは、翻訳が正確かつ完全であるよう努めましたが、その正確性ないし完全性につきこれを保証し表明するものではありません。英文原本についてはこちらをご参照ください。
HTTP://WWW.SPINDICES.COM/RESOURCE-CENTER/THOUGHT-LEADERSHIP/MARKET-COMMENTARY/

 
 

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