2015年3月2日時点での主要市場見通し

(図表2)
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(図表3)
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・国内株価が業績相場の色合いを強めているという見立てが正しければ、4月下旬から5月上旬にかけて、企業決算の発表が行われるまでは、基調として株価の堅調地合いが続くものと考えられるだろう。

・その後も、年末にかけては、内外景気の回復に沿った、世界株価の上昇、主要国の長期金利上昇、外貨高・円安傾向を予想するが、その一方で、年央辺りに世界市場が大きな波乱に見舞われる、というリスクも引き続き想定している。
・そうした波乱を予想する最大の要因も、これまでと変わらず、米国長期金利が、連銀の利上げ観測をきっかけとして、過度に急速に跳ね上がるという懸念である。現在の米国長期債券が買われ過ぎの状態にあるだけに、ひとたび価格調整(利回り上昇)が始まれば、速過ぎて大幅過ぎる債券価格下落となる恐れがある。米長期金利の跳ね上がりは、米国株価や米ドル相場をも巻き込み、米国のトリプル安(株安、債券価格安、米ドル安)に陥る展開となるだろう。そうした波乱が起こりうるタイミングとしては、早くて6月に連銀が利上げを行なうとのシナリオを織り込み始める、5月頃と考えている。
・加えて、ギリシャ財政問題も気になるところだ。ギリシャはEUとの間で、6月末までの資金繰り支援策延長で合意にこぎつけたが、6月末以降の情勢は予断を許さない。おそらく、ずるずると両者が先延ばしを続けるものと予想するが、6月末が迫る時点で、懸念が膨らむ展開はありうる。すなわち5~6月に、世界市場がギリシャ財政懸念を再び取り上げることがあるだろう。
・このように、欧米で5月辺りに波乱要因が台頭することに加え、日本では、前述のように5月上旬までの企業決算を株式市場が好感した後、「好材料のガス欠」に見舞われる恐れがある。
・こうした諸要因を重ねてみると、今年を通じては明るい市場動向が展望できるものの、年央の波乱には備える必要があると考えられる。

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