2015年1月5日時点での主要市場見通し

・ここで、国内株価と米ドル円相場のバリュエーション(価値判断)もみてみよう。
・TOPIX(東証一部株価指数)のPER、PBRをみると(図表13)、懸念するほど高いとは言えないが、ここ2年ほどの推移の中では高位にあると言える。日本企業の収益は、2014年度、2015年度と増益が見込まれるが、株価上昇が増益より先んじている部分があり、国内株価の上昇基調はここからは緩やかなものになると予想される。
・米ドル相場は、現状は高すぎる。たとえば購買力平価(図表14)との乖離率(図表15)で見ると、既に11月の月中平均値で乖離率は18.54%と、最近の最高値(2007年6月)をはるかに上回っている。その後の購買力平価が11月と同じ(98.19円)として、米ドル円相場が120円と置いて乖離率を計算すると、22.2%と試算される。乖離率が20%を超えたことは長期的に見ても1982年と1985年の2回しかない。中長期的な米国経済の堅調推移に沿った米ドル高基調は良いとしても、少なくとも足元の米ドル高・円安は行き過ぎ感が強い。

(図表13)
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(図表14)
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(図表15)
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・以上が2015年の世界相場見通しの背景であるが、ここで3つのリスクを指摘したい。その3つとは、
1)原油価格の一段の下落と、それがロシア等産油国経済に多大な悪影響を与える可能性
2)米国の利上げそのものより、それを材料とした米国債市場発の種々の市場の混乱
3)国内金融政策に対する期待と実際のギャップ発生
である。

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