S&P 500 月例レポート

投資家が押さえておくべきポイント:

・11月のキーワードは「刺激策」でした。米国が刺激策を解消する一方、中国(中国人民銀行)、欧州連合(欧州中央銀行)、日本(日本銀行)は追加の刺激策に動きました。
・主役のコモディティは原油でした。OPECは生産目標(日量3000万バレル、世界のおよそ40%の生産量)の維持を決定し、短期的な供給は保証されました。原油価格は1バレル66ドルで11月の取引を終えました。
・S&P500は引き続き上昇し、終値ベースの最高値を12回更新。原油価格は約4年ぶりの低水準。
・S&P500のエネルギーセクターが過去3カ月で18.32%下落する一方、S&P中型株400指数の同セクターは27.35%、S&P小型株600指数の同セクターは38.56%、それぞれ下落しています。
・各国政府の刺激策をめぐる話題により投資家(そしてもしかしてFRB)の短期的な世界経済成長に対する懸念が和らぎました。
・2014年第4四半期の業績予想は下方修正されているものの、さらに過去最高を更新すると予想されています(記録更新が期待されている2014年第3四半期を3.9%上回る予想)。2015年のアナリスト予想も現時点では13.7%の増益と楽観的で、期待が織り込まれているようですが、翌年の業績や株価予想は通常12月に、より現実的な予想へと修正されます。
・米国株の強気相場が継続し、全世界のその他の相場のほとんどのパフォーマンスを上回っていることから、25の先進国と23の新興国を組み合わせたS&Pグローバル総合指数(BMI)で見ると、米国は現在、全世界の株式市場の50%超を占めています(1989年に同指数が設立されて以来最高の構成比)。

考えのメモと注目のポイント:

・ノースダコタ州やテキサスでシェールオイルの生産量が増える中、2015年には米国が世界最大の産油国となり、他の産油国の収入や権力が減り、為替が下がるでしょう。
・1989年にS&Pグローバル総合指数が設立されて以来初めて、米国が50%超を占めています。
・バドワイザーで知られるAnheuser-Busch InBev (BUD)は、クライズデール種の馬を起用したおなじみのコマーシャルはとりあえずお蔵入り(というか馬小屋入り)とし、若い顧客層を獲得するためにラッパーのジェイ・Zやゾンビを採用したコマーシャルを流す予定。

基本統計:

・日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1.1兆ドルのポートフォリオの25%を日本株に、25%を外国株に投資するとしています(12%からの上昇)。
・S&P500は11月に終値ベースの最高値を12回更新、年初来で47回更新しています。22取引日を残す現時点で、1928年以降、史上5番目に高い回数です。2013年7月以降、18カ月連続で終値ベースの最高値を更新しています。

12月のフューチャー・ショック:

・3日:ADP全米雇用報告。
・5日:米雇用統計。
・9日:JOLTS (Job Openings and Labor Turnover Survey、求人・労働異動調査)〈FRB(議長)のお気に入り〉
・16-17日:FOMCの会合(新メンバーを迎える次回は1月27-28日)。
・17日:FRB、記者会見(午後2時)で経済見通しを公表。
・19日:クアドラプル・ウィッチング(株式指数先物、株価指数オプション、株価オプション、個別株先物が満期を迎える)。
・23日: 米・第3四半期の国内総生産(GDP)確報値。
・25日:クリスマスの祝日で、市場も銀行も休み。
・26日:市場は午後1時までの短縮取引(通常は午後4時に終了)。
・31日:今年の最終取引日。

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