先週の原油価格急落から円安進行で、上値を試す動きも

(指標)日経平均

 先週の予測では、実質的に3週間の選挙戦に入るものの、既に日銀の追加緩和を受けて上昇してきており、上値を追う相場にはなりにくく、11月SQ値17549円を抜けなければ高値圏でのもみあいになるとしました。
結果的に、祝日の関係で4営業日でしたが、想定通り高値圏でのもみあいとなりました。高値は25日(火)の17490円、安値は27日(木)の17212円でしたが、週末の28日(金)は前日のOPEC総会で減産見送りとなったことで原油価格が急落となったことがドル買い・円売りとなり、更にエネルギーコストの低下を好感する買いで△211円の17459円で引けました。日足をみてみると下値を切り上げており、上に抜ける可能性が高くなっています。柴田罫線では、11月14日の17520円を終値で抜けるとろく買出現となって一段高の形となります。
 今週は、アメリカの経済指標を控え、又4日のECB理事会の金融政策を控えてその結果を受けて一進一退の動きとなるものの、徐々に上値を試す形になっていくものと思われます。原油価格の大幅安は日本経済にとってプラスとなる見方が多く、日経平均をサポートすることになります。今週末にはアメリカで11月雇用統計を控え、週後半は様子見ムードとなるかもしれません。
 週明け1日(月)は、6年ぶりの原油安や119円台までの円安進行を好感し、先物主導で主力株中心に上昇し一時△189円の17649円まであって、終値は△130円の17590円となりました。注目していた11月SQ値17549円を上回り、柴田罫線ではろく買出現となっています。

日経平均12-1

(指標)NYダウ

 先週の予測では、高値圏での推移を想定し、27日(木)が感謝祭で休場であることから週を通じて閑散取引になるとしました。
結果的に週初めは、前週の中国の利下げや欧州の金融緩和期待から最高値更新した流れを受けて買い先行となるものの、27日(木)のOPEC総会の結果を見極めたいとの思惑から上値の重い展開となっていました。しかし、OPEC総会で減産が見送られると原油価格が4年ぶりの安値66.15ドルとなり、エネルギー関連は売られるものの、アメリカの景気にとってはプラスとの見方から週末の28日(金)は△0.4ドルの17828ドルと再び最高値更新となりました。
今週は多くの経済指標が発表されるものの全体として堅調な見方が多く、相場の下支えとなって高値圏での推移が続くものと思われます。又、原油価格の低下が個人消費にプラスという見方が続けば上値を試すことも考えられます。週末5日(金)の11月雇用統計に注目となります。

NYダウ11-28

(指標)ドル/円

 先週の予測では、日米の金融政策の違いからの円安と年内商戦期待からのドル買いで円安基調が続くことを想定し、レンジを117~120円としました。
結果的に、ドル買い・円売り基調の中で麻生財務相や黒田総裁の急速な円安進行に対する警戒発言が出たことで、ドルの上値が押さえられ117.24円まで売られるものの、週末の28日(金)は原油価格の急落でドル買いとなって118.7円で引けました。
 今週も引き続き、原油価格の大幅下落を受けてのドル買いやアメリカ経済の回復期待からのドル買い・円売り基調が強いものの、日本の急速な円安に対するけん制発言もあることで、117~120円の高値圏でのもみあいとなりそうです。

ドル円11-28

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