S&P 500 月例レポート

投資家が押さえておくべきポイント

押さえておくべきポイント
・S&P500は1.55%下落(1972.29)しましたが、終値ベースの過去最高値(9月18日の2011.36)からの下落はわずか1.94%、日中取引時間ベースの過去最高値(9月19日の2019.26)からの下落は2.33%でした。第3四半期は0.61%上昇し、7四半期連続の上昇を記録しました(四半期ベースで一番最近の下落は、2012年第4四半期の1.01%の下落。第3四半期で一番最近の下落は、2011年第3四半期の14.33%の下落)。年初来ベースでは6.70%上昇し、1年間では、17.29%上昇しています(配当金込みでプラス19.73%)。文句を言ってはなりません。月間の高低差は2.8%、50年平均は7.27%、10年平均は7.21%、5年平均は6.49%、年初来ベースでは4.08%です。格差が7%の水準に戻った場合、投資家は果たしてどう反応するのでしょうか。
・欧州や中国の景気減速懸念が向かい風となりました。香港デモはどこまで進展するのでしょうか。
・米国対「イスラム国」の状況はイラクからシリアに拡大したものの、ドル高が継続するなか、原油価格は引き続き軟調に推移しました。
・米国市場のパフォーマンスは引き続きグローバルに比べてかなり良好でS&PグローバルBMI(総合指数)のリターンを押し上げていますが、プラスに転じさせるほどの勢いはありません。米国は現在、普通株式で構成されるS&PグローバルBMIの49.0%を占めています。
・第3四半期の業績予想はやや下方修正されているものの、第4四半期の業績予想は維持されています。両四半期ともに過去最高を記録すると見込まれています。あと2週間持ちこたえることができれば、決算発表シーズンが始まり、相場の下支えとなることでしょう(いずれにしても、過去2年間はそういったパターンがみられます)。

考えのメモと注目のポイント:
・第2四半期は、売上高がようやく緩やかながら増加しました。消費者はやっとお金を使い始めたのか、それとも単に必需品を揃えただけなのでしょうか。そして、そのお金はどこから捻出したのでしょうか。
・ドル高に支えられ、軟調に推移している原油価格は、金利が比較的低水準で推移し続けるなか、消費者にある程度安定性をもたらしています。
・10月3日に発表される雇用統計が引き続き堅調な伸びを見せた場合、連邦準備制度理事会(FRB)はそれに満足するのでしょうか、それともまだ不満を示すのでしょうか。JOLTS (Job Openings and Labor Turnover Survey、求人・労働異動調査)が10月7日に発表されます。

基本統計:
・米国10年債利回りは2.49%へと前月の2.34%から上昇したものの、引き続き低水準で推移しました(2013年末は3.03%)。米国30年債利回りは3.20%(2013年末は3.96%)、S&P500の利回りは2.03%(2013年末は1.89%)でした。
・原油価格は引き続き下落し、91ドルで9月の取引を終えました(8月は96ドル、7月は98ドル)。エネルギーセクターは9月は7.64%下落、第3四半期は9.15%下落、年初来ベースでは1.44%上昇しています。
・S&P先進国総合指数は年初来ベースで1.69%上昇しましたが、米国を除くと2.46%下落しました。
・S&P500は9月に終値ベースの過去最高値を2回更新しました(8月は5回、7月は5回、6月は8回、2014年は合計34回)。そして日中取引時間ベースでは、過去最高値を4回更新しました。月末にかけて下落しましたが、年初来ベースではプラス6.70%(配当金込みでプラス8.34%)と依然良好です。

10月のフューチャー・ショック
・3日:米雇用統計
・7日:JOLTS〈FRB(議長)のお気に入り〉
・8日:9月16-17日開催分のFOMC議事録が米東部時間の14時に公表
・8日:引け後のアルコアを皮切りに、第3四半期の決算発表シーズンに突入。現時点で既に19社が発表を済ませ、そのうち14社が予想を上回り、4社が予想を下回り、1社が予想どおりの結果となりました。
・13日:米国の祝日(コロンブス記念日)。株式市場は開いているものの、銀行は休み。
・19日:1987年の大暴落の記念日。20.47%という史上最悪の下落を記録。
・28-29日:FOMCの会合(次回は12月16-17日)
・30日:米・第3四半期の国内総生産(GDP)速報値

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