FOMCの結果次第では、円安・株高継続だが?

(指標)日経平均

 先週の予測では、週末にメジャーSQを控えて先物主導の動きが想定され、円安基調が続けば上値を試すことが想定されるとしました。
結局、日米金利差拡大期待からドル高・円安の流れが加速し、日経平均は5日続伸となって週末の12日(金)はザラ場15984円と16000円にあと僅かに迫り、△39の15948円で引けました。
今回の日経平均の上昇は、アメリカでの早期利上げ観測から債券利回りが上昇してドルが買われ、日本のGDPの下方修正からの円売りによって日米金利差拡大期待から6年ぶりの107円台の円安進行となったことにあります。そのため、16~17日のアメリカのFOMCで早期の利上げ観測が高まれば、円安が更に進んで輸出の主力株が買われ、1月につけた年初来高値16121円を試す場面も想定されます。ゼロ金利政策の長期化見通しとなれば、いったんドルの買い戻しから円高へ振れて上昇一服ということも考えられます。
 3連休明けの16日(火)は、アメリカ株式はまちまちの動きとなり、又先週まで5日続伸となっていたことで利益確定売り優勢となり、FOMCを控えていることで様子見気分も強く▼36の15911円で引けました。

日経平均9-16

(指標)NYダウ

 先週の予測では、12日(金)の8月小売売上高や9月ミシガン大学消費者信頼感指数が注目となり、予想を上回れば高値更新も考えられるとしました。
結果的には、週明けのアメリカ市場は手掛かり材料に欠け、原油価格が下落したことでエネルギー株が売られて反落し、9日(火)には利上げ観測や銀行規制強化など不透明要因が重なって▼97の17013ドルと続落しました。10日(水)は反発するものの、11日(木)は▼19の17057ドルと反落し、週末の12日(金)は8月小売売上高と9月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったものの株価の上昇とならず、FOMCでの早期利上げを警戒する動きとなって▼61の16987ドルとなりました。
今週は、16~17日のFOMCで次回の10月会合でQE3が終了の予定であることから、今回利上げ開始の時期にどう言及するのか最大の注目となります。すでに先週は、早期利上げ観測の思惑から株式が売られてきており、結果次第では大きく上下に動く可能性があります。又、18日(木)の英スコットランド独立を問う住民投票も不透明要因であり、賛成が上回れば市場に同様が広がることもあり得ます。
週明け15日(月)は、経済指標が強弱入り混じって方向感のない動きとなり、NYダウは△43の17031ドルと反発するものの、ナスダックは▼48の4518Pと大幅下落となりました。

NYダウ9-15

(指標)ドル/円

 先週は、ドル買い・円売り材料多く、5年11ヶ月ぶりの106円台の円安となりました。16~17日のFOMCの金利引き上げに対するスタンスを見極めたいとして、様子見となることを想定しました。
 結果的には、ドルの急騰が止まらず107円台のドル高・円安となりました。まず、日本のGDPが下方修正されたことで日銀の追加緩和期待が高まって円売り材料、一方でアメリカの経済指標の改善から利上げ観測が高まって国債利回りが上昇してドル買いとなり、結果的に日米金利差拡大期待から12日(金)には107.4円台の円安となりました。
 今週は、16~17日のFOMCで金融政策当局が利上げ開始の時期にどう言及するか注目となります。先週までFRBによる早期利上げ観測を織り込む形で円安・ドル高が進行していますが、FOMCで利上げ時期が早まるとの見方が裏付けられれば、更にドル高・円安が続くことになり、一方でゼロ金利政策の長期化の見方が高まれば、ドルの買い戻しから円高に振れることになります。106~108円のレンジを想定。

ドル円9-15

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