今週も引き続き15100~15500円の間での日柄調整

(指標)日経平均

 先週の予測では、欧州の信用不安への懸念が広がれば上値の重い展開が続くが、早い段階で25日移動平均線を回復しないと調整が長引くとしました。
 結局、欧州の信用不安への懸念が広がらず、アメリカでの好決算を受けてNYダウが週半ばに史上最高値を更新する動きとなったことで、日経平均は前週の5日続落の反動からの上昇もあり、週半ばまではしっかりした動きとなって17日(木)は15465円までありました。しかし、週末の18日(金)は地政学的リスクからのNYダウの大幅下落と円高を受けて▼154の15215円と再び25日移動平均線(15273円)を割って引けました。
 今週は、先週末の地政学的リスクが続く可能性が高くリスク回避の円買いもあり、海外シェアが過半数を占める日本株式市場は上値の重い展開となりそうです。下値ではアメリカ企業の好決算や年金の買いがサポートするため下値は限定的で15100~15500円の日柄調整が続くということになりそうです。
 連休明けの22日(火)は、3連休の間に地政学的リスクが悪化しなかったことや前日のアメリカ市場が大きく下げたあと下げ幅を縮小して引けたことや為替が101.09円をつけて101.40円近辺まで戻ったことで先週末の下げ幅を取り戻す上昇となって、△127の15343円で引けました。

日経平均7-22

(指標)NYダウ

 先週の予測では、基本的には4~6月期の決算発表を受けて一進一退の動きとなりそうですが、ポルトガルの信用不安が広がれば下げは大きくなるとしました。
結局、ポルトガルの信用不安は広がりをみせなかったことで銀行や半導体関連企業の好決算を好感して、週前半は高値を試す動きとなり、16日(水)は△77の17138ドルと史上最高値を更新しました。ところが、17日(木)は17151ドルの高値をつけたあとウクライナ東部でマレーシア航空の民間航空機撃墜が起こり、続いてイスラエルのガザ地区侵攻の発表という地政学的リスクを受けて、▼161の16976ドルの大幅下落となりました。週末の18日(金)は、地政学的リスクの懸念が和らぎ△123の17100ドルと反発して引けました。柴田罫線では、上向きの三角保ち合い(B)の上値斜線にあたったところですので、ここを上放れするにはあと1本の陽線が必要となります。
今週は、4~6月期決算ピークであり、7割強の企業が予想を上回る可能性が高いために上値を試そうとするものの、先週末の地政学的リスクとの綱引きとなってもみあいとなりそうです。
週明け21日(月)は、今週の主要企業の決算発表を前に様子見ムードのなかイスラエルのガザ地区侵攻が激化したことや原油価格の上昇を嫌気して一時▼125の16974ドルまで売られ、終値は▼48の17051ドルと下げ幅を縮小しました。

NYダウ7-21

(指標)ドル/円

 先週の予測では、ポルトガルの信用不安が限定的であれば101.0~102.0円のレンジの中で、イエレン議長の議会証言に注目としました。
 結局、イエレン議長が議会証言で出口戦略に言及したことでドルが強含み101.79円まで上昇するも、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜やイスラエルのガザ地区侵攻という地政学的リスクで101.09円までリスク回避の円買いが進行、しかし週末の18日(金)は101.40円までドルが買い戻されました。
 今週は、先週末の地政学的リスクから安全資産とされる円買いが進みやすい地合いが続きそうです。但し、アメリカで消費者物価指数の発表で予想より早いペースで物価上昇が確認できれば、利上げ観測が高まってドル買いが進むことになります。100.8~102円の狭いもみあいを想定。

ドル円7-21

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