過去に捉われるな!

過去の真実

物事を判断するにはベースがいる。相場について語られていることは、必ずしもすべてが真実ではない。真実という言葉を使うことが適切かどうかが分からないくらい、様々な情報が溢れ、適当な解釈がなされている。相場は上げるか下げるか、半数は常に儲かっているといえるので、嘘の情報や適当な解釈を信じている人も多い。

相場での私の判断のベースは、実際の売買だ。知識と経験とがぶ厚いベースとなり、状況を判断し、将来の予測や目先の行動に役立てている。知識の中には、学生時代に読んだ「世界の歴史20数巻」や「中国の歴史10数巻」を始め、聖書や神話、哲学や文学、歴史小説、NHKの大河ドラマ、語学、経済、自然科学など幅広いが、相場での経験からして、すべてを信じているわけではない。それでも、相場についての自分の判断、見方には相当自信が持てるところまできた。

何が真実かは分からない。分かりやすい例が、日中戦闘機の異常接近やベトナムと中国の船舶衝突だ。当事者双方は全く逆のこと、「相手が接近してきた」と主張し、それぞれの国民は自国の報道を信じている。私はあえて、どちらを信じるとは言わないでおこう。原発事故などを鑑みても、自国の政府や報道が絶対に嘘を言わないとは断定できないからだ。いずれにせよ、仮に日中戦闘機の異常接近が全面戦争に繋がったなら、勝った方の言い分が真実として歴史に残るのは、まず間違いない。このことを極論すれば、絶対に勝つ自信があれば、嘘の報道はし放題だといえるかもしれない。歴史は作るものだと言う人もいる。

今起きていることですら、情報は常に操作されている。昔のこと、例えば、南京事件や慰安婦問題も、どこまで歴史的事実かは分からない。こう書くと、腹を立てる人は日本人のなかにも多いとは思う。しかし、私は911テロ、イラク戦争、アフガニスタン侵攻、クリミア併合、そして、日中戦闘機の異常接近などの各国の報道を目の当たりにして、歴史の大半は嘘かもしれないとさえ思っている。間違いがないのは、今の政府や権力者の都合で、「事実」はいいように利用されていることだ。日本人として、日本政府は信じたいが、私の判断ベースからは100%信じられるとは言い切れない。

韓国政府は慰安婦問題を利用している。過去の事実は「らしい」としか分からないが、現在の時点で、過去の問題を利用しているのは「事実」だ。米国に慰安婦像を建て、日本の非道を喧伝している。効果的だろうか?

性的被害がからむ事件で、平和時の現在の米国で大問題となっているのは、遠い地域の過去の戦争時の問題ではない。3大問題を挙げるとすれば、米大学キャンパス内での女子学生暴行の蔓延。米軍内における女性兵士暴行の蔓延。カソリック神父による少年への性虐待だ。3つ目は現在も進行中がどうかは分からないが、前の2つは現時点でも進行中だといえる。そんな米国で、過去の日本を非道だと責める人々は、政治利用か、あるいは、過去ではなく、今の日本人が嫌いなだけかと思う。

米国だけが酷いのではない。世界各地で性的被害は進行中だ。アフリカの戦争当事国はもとより、南アフリカなどでも、女性の性的被害は多い。インドやパキスタンでのケースは数多く報道されている。IMFの前のトップ(リップスキー専務理事代行の前任者)は、ホテルの女性スタッフ暴行嫌疑で失脚したが、フランスの幼女売春組織の経営に関わっていたことも報道された。日本を含め、弱者が事件の被害者になるケースは多い。恐ろしい世の中だ。

韓国政府は何が目的で慰安婦問題を利用するのだろう。パラリンピックの佐藤真海選手は、「なくしたものを悔やむより、今あるものを大事にしたい」と語った。そう言う彼女の笑顔は輝いていた。私自身なくしたものを悔やむことがあったので、目を覚まさせてくれた言葉だった。反省もし、勇気も得た。

日中、日韓、両国との過去はどんなものでも、もう取り返せないものだ。拘りは何も生まない。今あるのは私たちや子供たちの未来だ。なくしたものを悔やむより、今あるものを大事にしたいと思う。

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