今週は14000円水準の攻防……2つのシナリオを想定

(指標)日経平均

 先週の予測では、ウクライナ情勢と高値圏にあるNYダウなど海外要因で、14000~14500円の中で不安定な値動きが想定されるとしました。
 週前半は、NYダウの史上最高値更新と102円台の円安を受けてしっかりした動きとなり、13日(火)は△275の14425円となりました。しかしその後はNYダウの下落と101円台の円高進行で3日続落となり、週末16日(金)は一時14016円まで下落し、▼201の14096円で引けました。
 今週は、企業の決算発表が一巡し、25日(日)にウクライナの大統領選挙を控えて様子見ムードも出るため、引き続き14000~14500円の中で膠着感の強い展開が想定されます。現時点では、14000円が心理的フシですが、為替が今年の円の高値101.2円を上回る円高となると14000円割れも想定されますが、日本株の割安な水準を考えると下値は限定的と考えられます。円高が進行しなければ14000円水準を下値に直角三角形の保ち合い(A)の中で、煮詰まり(B)が進行し、その後上放れすることになります。
 週明け19日(月)は、買い優勢で始まったものの一巡後は為替が円高に振れてきたことで一時14000円を割り込み、終値は▼90の14006円となりました。

日経平均5-19

(指標)NYダウ

 先週の予測では、引き続き経済指標を睨みながら高値圏でのもみあいを想定。4月4日のザラ場での史上最高値16631ドルを更新すれば、一段高の期待ができるが、そうでなければ短期の調整も考えられるとしました。
週明けの12日(月)は、アジア・欧州株式の堅調さを受けて△112の16695ドルで買転換となって史上最高値を更新し、翌日の13日(火)に16735ドルまで上昇するものの、ここで企業決算も一巡し好材料に乏しく、14日(水)は▼101の16613ドル、15日(木)は▼167の16446ドルと2日連続の大幅安となりました。週末16日(金)は△44の16491ドルと反発して引けました。
今週は、住宅指標やFOMC議事録公開を材料にもみあう展開が想定されます。先週の5月の住宅市場指数が予想外の低下となり、住宅市場の回復の遅れに警戒感が出ています。寒波の影響が消えた春先以降、住宅市場が力強さを取り戻していると確認できるかが焦点となります。下落しても、柴田罫線では4月11日の16015ドルを切らなければ高値圏でのもみあいの範ちゅうといえます。

NYダウ5-16

(指標)ドル/円

 先週の予測では、ウクライナ情勢の緊迫化など円安に動きにくく、レンジを101~102.5円と円高方向の動きを想定しました。
 結果的に、週前半は102円台前半の動きでしたが、週半ばからはNYダウの大幅下落でアメリカの長期金利が下がりドル売りが加速、ウクライナ情勢の緊迫化も加わって102円を切り、15日(木)には101.32円までドルが売られ、週末16日(金)は101.56円で引けました。
 今週は、25日(日)にウクライナの大統領選挙を控えロシアとの地政学的リスクが高まり、リスク回避の円買い、更にアメリカの長期金利が低下傾向にあることでドル売り・円買いの流れがあり、円高方向に振れやすい状況です。しかし、6月からはGPIFによる外貨建て資産への投資増額期待から下値は限定的といえます。101~102.5円のレンジを想定。但し、今年の高値101.2円を上回る円高となれば一時100円台の円高の可能性も。

ドル円5-16

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